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約束だよ  作者: Small・Bear
本編
37/131

罰ゲーム

悠side


「あっそうだ!」

「いきなりどうしたんだよ」

と言うと


「罰ゲームよ、罰ゲーム」

嬉しそうに「えへへ、私いいこと思いついちゃった」と言う。

小悪魔だ…


「罰ゲームですか?」

ちぃちゃんは不思議そうに首を傾げる。


「そうよ、寝坊した航平が悪いのよ。だから罰ゲームよ罰ゲーム。

そういえば昔、悠にもしたわ。少し懐かしいわね、あの時は確かガリガリくんのソーダ味を(おご)ってもらったんだけど」


覚えていたのか…しかしものすごく嬉しそうだ。リエの悪知恵が働いた結果、罰ゲームをするというアイデアが出た。こういうのリエ好きなんだよなぁ。リエがさっき言った通りも俺も中学生の時に待ち合わせに遅れて、罰ゲームでリエが

(おご)りなさい」

って言ってガリガリ君奢(おご)らされたなぁ…なんとなく懐かしい。


「ところで何するんだ」

「そうね…」

腕を組み考え出す。

「何がいいかしら…悠、アンタもスマートフォンをカバンにしまって考えなさい」


命令かよ。

まぁいいか、えっと罰ゲームねぇ…と腕を組み考える俺。


「そうだ!いいこと思いついたわ!」

「なんだ?」

(おご)りよ。お ご り航平バイトしている“らしい”のよ。そこで遅れた罰としてなんか(おご)ってもらうのよ」

あいつバイトしていたのか全然知らなかった。


「っで(おご)ってもらうって何を?」

「さぁ?そんなの後で考えればいいことよ」


うわぁすっげーテキトーこういう時リエはすっげー適当なんだよな。

まぁいっか航平が来るまで暇つぶしにモバゲーでもしますか。



約十五分後


「はぁはぁはぁワリィ遅れた。本当に…」

息を切らせながら手を合わせすまんすまんと訴えてくる。さぁリエはどういう反応をするのやら…。


「あほ!!」

「ぐぉ!?」

一発腹を殴った。まぁリエらしいな。


「ねぇ航平」

「はい!!」

「集合時間過ぎてるわよね」

リエの説教タイム…。


「昨日しつこくメールしたわよね」

「はいっ!」

「なのに遅れているってアンタ本当に馬鹿じゃないの?」

「すいません!!」


「後で罰ゲームよ、楽しみにしていなさい」

「ひぃ!」

「なによ。なにか文句あんの?」

「いえ!!」

「ならいいわ」

本当にリエの考えていることは分からん。


「さぁ行くわよ」

ってどこに行くのやら…

やれやれ…



航平が遅れて罰ゲームを受けることになりました。

ですが、その罰ゲームが執行されるのはもう少し先のことです。

ではここで後書きを終えます。

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