デート
悠とリエで学校帰りのお出かけ♪
悠side
リエと一緒に駅へ向かい改札口で切符を買ってで電車に乗った。そんなにお金がとられなくて済んだ。(ラッキー)
電車に揺られショッピングモールに着いた。“イルネモール”というらしい
「デカッ!」
それが、俺の建物を見た時の第一声だった。
「ショッピングモールってこんなもんじゃない?アンタ知らないの?」と言われ知らなかったと答えると「ばっかみたい時代遅れね」と言われ言い返す言葉がなかった。
イルネモールの中に入ると、とてつもなく広くて、服や小物の店が沢山ある。俺には可愛い物の区別があまり分からないが。
「じゃ、行くわよ」
そういうと俺の左腕に腕を絡ませてきた、まるで、恋人みたいに。
「なっなにす…」
「うっさいわねこんなことするの滅多にないんだからね!!」
こいつツンデレだ。そしてツンデレ特有のセリフだ。
「いやぁそう言われましてもね、付き合ってないし」
「言ったでしょ。「付き合って」って」
「まさか「付き合って」って誘ったときのか?」
「そっそうよ!」
戸惑うリエ。
「告白か?」
「行くわよ」
「え…」
「あの…俺の質問に答えてくれ…リエ」と言いたいが心の中で思っておこう。腕をグイグイグイグイと引っ張っているリエの耳が少し赤くなっていた。
********
とある服屋で…
「可愛いこの服!!」とはしゃぐリエ。こうしていると幼い頃から変わらない。そんなリエを見ていると何故か微笑んでしまう。
何でだろ?前からそうだった。そりゃはしゃいでるリエを見ていると可愛いと思う。恋愛感情ではないと思うが…。
それに勝手にリエの彼氏になってしまったしオッケーの返事してねーってのに。
でもドキドキするな…イマイチ恋というものがよく分からん、このことをリエに言えば腕を組んで。
「アンタばっかじゃない?」と言われそうだ。
「ゆーうー」
俺を呼ぶ声が聞こえた声の主はリエだ。試着室からひょいと顔を出して手招きをしている。
「何?」
俺はリエと俺の制カバンを持ち向かった。
「んでなに?」
「ジャーン!どぉ!」
試着室のカーテンをオープンにして見せられたのはジーパン生地のミニスカートに半袖のピンクのTシャツ胸元にはワッペンがついてある。
一番ビックリしたのはミニスカートにレースがついていることだ。リエがレースのついたミニスカートをはくとは…。
「ジゃーンどぉ?と言われましても俺には可愛いものの区別が分からなくてコメント出来ません。スミマセン」
「あっそ!!可愛いものの区別が分からない癖になにずっとジロジロ見てるのよ!!」
「スミマセン」
「フン!もういいわ。とにかくこの服気に入ったから買う。アンタに見せた私が馬鹿だった!着替えるから向こう行って!後、覗いたら…コロス」
と言いまた試着室に戻った。
俺、覗く気全くないんですけど…。
つか、女の買い物って長い…疲れた、寝たい。
そして数分後制服に着替えたリエは服を持ってレジへ行きお金を払い少し大きめの服を無表情で持って戻ってきた。
多分リエ怒ってる。
「さぁ行くわよ。持って」さっき買った服が入っている袋を差し出す。
「え?」
「持って彼氏なら当然でしょ。何?それとも持つのが嫌とか…」
軽く睨みつけらた。
「う…分かった持つ」
彼氏になったつもりはないけど。
つか「行くわよ」って今度はどこ行くんだよと思いながらリエについて行く俺だった。
********
パフェだ…フードコートを歩いているととある喫茶店で美味しそうなパフェがあって食べたくなったらしい。
そして、店に入って注文したパフェが問題なのだ。
「コレ大きすぎだろ?大丈夫か?一人で食べるなんて」
「誰が一人で食べるなんて言った?」
「へ?」
「アンタもよ!後、食べるんだから三百五十円出して、ワリカン」
「マジ!?」
小遣いピンチ!!どうしよう。
「マジ、さぁ食べましょイチゴ頂き!!」
まぁいっか、パフェ久しぶりだし。と思い俺もイチゴを食べた。
バニラアイス、チョコアイスを食べてたんのうした。パフェを食べたことによってリエの機嫌もよくなったようだ。(安心)
その後もリエに振り回され七時だ五時にパフェを食べたが少し腹が減った。
「そろそろ帰ったほうがいいんじゃねーか?」
「そうね、でも明日も行くから用意しててよ」
「え…明日学校なんじゃ」
「明日からゴールデンウィークよ。そんなことも忘れたの?」
「ハイ…」
「ほんっと馬鹿ね」
「う…」返す言葉がない。
「明日の十時半に起こしに行くから」
俺が寝ている前提かよ。
「さっ帰りましょ」
と言い今度は手を引っ張り駅へ向かった。
********
はたまた電車に揺られやっと着いた。はぁ疲れた。
もうすぐ家だ家に帰ったら風呂に入ってすぐ寝ようと思ったが…重い、電車の中で寝たリエが起きないのでおぶって帰っていた。
コイツ太ったか?
いや気のせいだな俺が筋力がないだけか…。陸上部で幽霊部員だったからな…。もっとトレーニングしておけば良かった。
…リエの家の前
「ほら、リエ着いたぞ」
「まだ、寝る」
「オイ!」
「開けてカバンの中に鍵あるから」
人使い荒いな。おぶったまま鍵を取り出すのは苦労する。
…やっとの事で鍵を取り出しドアを開けた。
「よいしょっと、お邪魔します。って誰もいない??」
「パパとママ外国に出張中でしばらく帰ってこないの」
そういや父さんと母さんも同じようなこと言ってたな、俺の父さんと母さんとリエの父さんと母さんの仕事場が同じなのだ。家族ぐるみで仲がいいからよくリエの家族と出かけるんだ。BQとかその他諸々。
「玄関で寝ると風邪引くぞ部屋に連れてってやるよ」
靴を脱いだ後、またリエをおぶって階段を上った超キツイ。リエの部屋に入った。
「はい。後は自分で布団とかひけよ」
と言いおろす。ふう重かったぁ。
グイッ
「うわっ!」腕を力強く引っ張られた。
「なっなにする」
「居て…もうちょっとだけ…寂しいから…」
リエの口調が違う!
リエどうした!何かあったのか!?
それに何故か今ドキドキしてる。
なんだ???
この気持ち…。
「ぎゅーして、ちっちゃい頃みたいに…」
「やだ」
「だめ」
「やだ」
「だめ」
「やだ」
「だめ」
ハァ←溜め息
久しぶりのコイツのワガママだ。聞いてやるか。
「明日の朝になったら怒るか?」
「怒んない」
「分かった文句言うなよ」
「うん!」
リエの抱き枕になった。少し息苦しいけど落ち着くようなそんな気がした。柔らかな髪にシャンプーの匂い。アニメや漫画で言ってたことが分かるような気がする。突然リエの力が強くなった。
「好き、だぁいすき」
笑っていた。
またドキッとした。
あぁそうかそうだったんだ…。
これが“恋”か…。
俺はこの笑顔が大好きだ。
リエのデレが出ちゃいました。




