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第335話 やっぱり大事なのは場所より人ですね

評価やブックマーク等、応援して下さった全ての方、ありがとうございます。

誤字報告も助かります!


 僕は早速ウェイさんに連絡を入れると、直ぐにギルドへ行くから待ってろと言われた。


 何か分からなかったけど、大人しくウェイさんを待つ事にした。


 

「ウェイさんの事だから食事のお誘いじゃない?」×アヤメ


「それなら、そう言うと思うんですけどね~」


「シュアンなら分かるんじゃないかな?」×ツドイ


「いえ、私にも見当がつきませんよ」


「そうなんだ。まあ、ウェイさんが来たら分かるんだけどね」×ノノ



 皆でそんな話しをしていると、ウェイさんは直ぐにギルドへ来てくれた。


 それも結構な人数で来たようだ。『力拳』の人達が集まっている。



「待たせて悪いな?」×ウェイ


「いえいえ、全然待ってないですよー、食事の誘いですか?」


「いや、そう言う訳じゃねえんだが、ダンジョン帰りなのは分かってんだが疲れてねえか?」


「はい、疲れてはいませんけど?」


「ワハハ、流石だな。いや、ちっとな面白い所へ連れて行ってやろうと思ってよ」


「うわ~ 面白い所ですか? ウェイさんが、そう言うって事は期待しちゃいますよ?」


「ワハハ、ああ、三日月なら気に入って貰えると思うぞ♪」


「ああっ! 確か今日は・・・ま、まさかウェイさん月に一度のアレじゃないでしょうね?」


「おっ! そりゃ分かるよな、そーだアレだよ」


「ええっ!」×シュアン達


「おいおい、あんなとこにヨウ君達を連れてったらメチャクチャになんぞ?」×ソヒョン


「そーだよ、凄い事になっちゃうよ?」×テユン


「ワハハ、だから面白いんじゃねーか?」


「恐ろしい事を考えますね、悪い予感しかしないんですけど?」×シュアン


「あの~ なんの話をしてるんですか?」


「まあ、見たら分かるからよ、俺についてきてくれ」


「まあ、良いですけど?」



 何故か凄く楽しそうなウェイさんとは裏腹に、シュアンさん達は心配そうな表情をしている。



「ねーねー、何なのかな?」×ナギサ


「あー、説明するより見た方が早いんだけどな、止めといた方が良いと思うぞ?」×ソヒョン


「フフ、なるほど。そう言う事ですか」×リラ


「リラさん分かったんですね?」


「はい、シュアン達が心配する気持ちが分かりましたが、ヨウ様なら大丈夫と思われますよ?」


「益々何か分からなくなるじゃないですか?」


「ワハハ、もう直ぐそこだ、日本では『百聞は一見に如かず』って言うんだろ?」


「へえ~ 博識なのねウェイさん?」×アヤメ


「よせよ、ちっと聞きかじっただけだ。さー着いたぞ」


「ええっ?」×アヤメ達



 ウェイさんに連れられてきたところは、ギルドの訓練場だろうか屋根も何もない所に簡単な囲いだけしてある。


 驚いたのは、とても大勢の見物人が見守る中、数百人は居る冒険者達が乱闘しているようだった。


 全然、遊び感覚じゃなく殺気立ちながら戦っているけど、何故か皆楽しそうに見える。



「こ、これって?」


「ああ、今日はな、月に一度の大乱闘大会なんだわ♪」×ウェイ


「うはー! そんなのあるんですか?」


「ワハハ、どうだ面白いだろ?」


「あはは、凄い事しますね~ 流石中国、スケールが大きいや♪」


「嘘でしょ? まさかアレにヨウ君を参加さす気なの?」×アヤメ


「おう、せっかく世界一の冒険者が来てくれたんだ、ちっと皆に挨拶してやってくれよ」


「えええええええええっ!」×全員


「ちょっと嘘でしょ? ヨウ君だよ?」×ナギサ


「そんな事したら全員死んじゃうかも?」×テユン


「ブー! 僕だって手加減くらいできますー」


「おう、殺さないでやってくれ、それと中に入ったら挨拶代わりにこう言うんだ」



 ウェイさんは僕の耳元で挨拶文を教えてくれたが、どう考えても挨拶とは思えない。



「姉ちゃん達は悪いが見学しといてくれるか? 流石に収拾がつかなくなるからよ」


「もう、正気とは思えないわね?」×アヤメ


「あ~ もう手遅れだー」×ナギサ


「ククッ! ヨウ君がやる気になっちゃってるからね」×ツドイ


「フフ~ ヨウ様の目がキラキラモードですー♪」×ノノ


「フフ、ヨウ様。回復はお任せ下さい」×リラ


「あはは、ありがとう。でも怪我なんてさせないですよー」


「よーし、ど真ん中に放り投げてやるからよ、ちゃんと叫ぶんだぞ?」×ウェイ


「えっ、ちょっと恥ずかしいんですけど?」


「まあ、中国式の挨拶と思ってくれや♪


おおおぉぉりゃああああああああああああああああ!!!!!」



 僕はまるで猫の様にウェイさんに持ち上げられると、冒険者達が大乱闘している訓練場のど真ん中へ放り投げられた。


 ウェイさんの馬鹿デカい声に、乱闘中の冒険者達も動きを止めた。


 僕が訓練場に着地する頃には、全員が静まり返っていた。


 これだけ大勢の、しかも乱闘中の冒険者を声だけで止めるなんて凄い人である。



「お前等~~~ そいつは世界一の冒険者『三日月陽』だ! 遠慮なく胸を貸して貰え」×ウェイ


「み、三日月陽だと?」


「ほ、本当だ間違いねえ」


「中国に来てるのは知ってたけど、あんなにちっこいのかよ?」


「ハハ、これだけ居る俺達の相手をしてくれるってのか?」


「あはは、いくら世界一でも、大きく出過ぎだろ?」


「実際に見ると、本当に可愛い顔してるわね♪」


「おらぁ~ 三日月~ ちゃんと叫びやがれ~」×ウェイ


「うぅ~ は、恥ずかしいのに~」


「んふふ、ヨウ君頑張れ~」×アヤメ


「スーハー! か、かかってきやがれ~~~~~です!」



 僕は精一杯大きな声で、その場に居る全員に挨拶すると一斉に注目の的になった。


 絶対にこれ挨拶で言う言葉じゃないよー、でも楽しくなってきたのは間違いないかな♪



「ハハ、どうやら度胸も世界一らしい」


「せっかく世界一からの招待だ、乗らない手はねえよな?」


「当然だろ? 胸を貸して貰おうや、ちっこい胸だけどな」


「むぅ~ ちっこいは余計ですー」


「あはは、行くぞ! おらぁ~」



 僕の事を小さいなんて言うわりには、遠慮なく数人で攻撃してくるようだ。


 これなら僕も反撃しやすくて良いんだけど、それでも殴り飛ばすのはやり過ぎか。


 それならリッカ先生に習った技で、気持ち良く気絶して貰おっかな。


 僕は攻撃してきた冒険者達のアゴを的確に打ち抜き、意識を刈り取って行った。


 次々と木剣で襲い掛かってきたが、10人程気絶させたところで一度皆の動きが止まったようだ。



「う、嘘だろ?」


「何で撃たれ強い俺達が、簡単に倒されるんだよ?」


「相手は素手だぜ? あの手に触れた者は悉く倒れていきやがる・・・」


「小さくても世界一の冒険者に、嘘偽りねえってこったろ?」


「ハハハ、そうこなくちゃな♪」


「面白いじゃねーか、行くぞお前等ー」


「おう」



 ちょっと動きが止まったから、ちょっとは警戒してくれるのかと思ったら、更に攻撃してくる人数が増えたようだ。


 しかも、何か嬉しそうだし戦闘狂ばかりなのかな? 困ったもんだ。


 まあ、僕も楽しいから人の事は言えないけどね♪


 それにしても女性まで、こんな大乱闘に交じってるなんて驚いちゃうな。


 流石に女性を気絶させるのも、どうかと思い回避に専念することにした。



「あ、当たらない・・・」


「なんで後ろから攻撃してるのに躱されるのよ?」


「うふふ、凄いわ男共を倒しながら、私達の攻撃は全て躱すなんてさ」


「こんなに可愛い少年が、こんなに強いなんて」


「流石SSランクは伊達じゃないわね」


「クッ! てめえ、三日月ーーー! 女だからって手え抜いてんじゃねえーーー」


「ん~ 困ったな~ じゃ投げちゃいますねー」


「はあ?」


「アヤメさ~ん、そっちに投げますから任せても良いですか?」


「んふふ、任せて! 優しく受け止めてあげるわ」


「どもどもですー」


「えっ? キャアアアアアアアアアアアア!」



 僕は今まで躱し続けていた女性達の攻撃を全て受け流し、そのままアヤメさんの所へ投げ飛ばした。


 数十人いた女性冒険者達は、一斉に宙に吹き飛び、可愛らしい悲鳴をあげていた。



「あはは、また盛大に投げ飛ばしたわね♪」×アヤメ


「<エアネット>!!!!!!」



 流石アヤメさん。風属性魔法で投げ飛ばされた女性冒険者達を、全員受け止めてくれた。


 これなら安心だと思い、遠慮なく投げ飛ばしていった。



「僕に触れられたら駄目ですよー、さあドンドンいきまっす」


「な、なにが起こったの? 知らない内に宙を飛んでたんだけど?」


「にひひ、ヨウ君の攻撃が肉眼で見える訳ないでしょ?」×ナギサ


「ククッ! SSランクを舐めちゃ駄目だよ」×ツドイ


「ハハ、どこまで強いって言うんだよ、こうなったら一撃だけでも入れてやるわ」


「頑張れー♪」×アヤメ達


「兄貴。俺達も行って良いかな?」×力拳メンバー


「おう、気持ち良く倒されてこい」×ウェイ


「あはは、はい♪」



 何時の間にか『力拳』の人達も戦闘に加わり、僕は次々と倒していった。



「ワハハ、分かっちゃいたが、メチャクチャな強さだな?」×ウェイ


「うふふ、人間が勝てる相手じゃないわ」×シュアン


「よーし、俺も行って来るかー」


「フフ~ もう、皆馬鹿なんだから~♪」



 もう粗方片付いたかなと思っていると、ウェイさんまで参加してきたようだ。



「あはは、ウェイさんもですか?」


「おう、三日月。ブッ飛ばされに来たぞ?」


「良いですね~ 流石ウェイさん♪」



 ウェイさんはブッ飛ばされにきたとか言いながらも、思いっ切り拳を振り上げて殴り掛かってきた。


 僕は嬉しくなり<追加防御>を切って、無抵抗で受けてみる事にした。


 ドカッ!



「わぷっ!」



 体重の軽い僕は、ウェイさんの丸太のような腕から繰り出された拳に吹っ飛ばされ、地面を何度もバウンドしてから、ようやく動きを止めた。



「ヨウ君!」×アヤメさん達



 僕は直ぐに立ち上がり、無傷だから心配しないようにアヤメさん達に手を振った。



「もう、心配させないでよね?」×アヤメ


「あはは、何か躱すのが勿体なく思っちゃいました」


「フフ、ヨウ様らしいですね」×リラ


「おいおい、どういう心境の変化なんだ?」×ウェイ


「一度殴り合いってのも、したかったんですよ?」


「ワハハ、望むところだ、掛かってこいやー」


「いっきまーす♪」



 ドッゴー!



「ぐはっ!」



 流石に思いっ切り殴ったらウェイさんが死んじゃうので、かなり力をセーブし拳に<ハイヒール>をエンチャットしてから殴り飛ばした。


 かなり力をセーブしたと言っても、ウェイさんは僕と同じ様に吹き飛ばされ地面をバウンドしてから動きを止めた。


 しかし、直ぐに立ち上がり会心の笑顔を僕に向けている。



「ワハハ、強烈だな、おい♪ 手加減してくれてありがとよ?」


「そんなに直ぐに喋れる程、手を抜いたつもりじゃなかったんですけど?」


「俺みたいな奴は基本殴り合いなんだよ、さあ行くぞ!」


「ドンと来いですー!」


「・・・信じられねえ、あのウェイと真面に殴り合ってやがる」


「スピードだけじゃなかったんだ・・・あの小さな体で、なんて攻撃力と防御力をしてるのよ」


「ハハ、ありゃ本物の化物だわ♪ 一体どれほど手加減してくれてんだろーな」


「あの女性達も尋常じゃないわ、あれだけ投げ飛ばされた私達を無傷で受け止めてくれたんだもの」


「ああ、なんて繊細な魔法を使うんだって話しだよな」


「彼奴等には絶対に逆らわねえぞ?」


「当たり前だろーが、まだ死にたくねえよ」



 それからはウェイさんと何度も殴りあい、何度も何度も地面に転がった。


 もちろん、ウェイさんも何度も地面に転がる程、僕の攻撃を受けたのに殴り合いに付き合ってくれた。


 いくら殴られる度に<ハイヒール>が掛かっているとはいえ、よく気を失わないものだと感心してしまう。


 それでも、数十回殴り飛ばされ続けたので、体力が限界を迎えたのか起き上がれなくなったようだ。



「大丈夫ですか?」


「ハァーハァー、なんで息も切れてねえんだよ?」


「僕は反則みたいなもんですからね~」


「ワハハ、参った! 降参だ」


「ありがとうウェイさん。すっごく楽しかったです♪」


「もう、馬鹿なんだから。みんな傷だらけじゃない?」×アヤメ


「ワハハ、これぐらいの傷なんてな、ポーション飲んで寝たら忘れちまうんだよ」×ウェイ


「どーして、態々痛い思いするのか理解に苦しむわ。まあ嫌いじゃないけどね?」


「楽しいから良いんじゃねえか?」


「んふふ、今日だけサービスしてあげるわ」


「んっ? なんのこった?」


「<エリアハイヒール>!!!!!!」



 アヤメさんが唱えた<回復魔法>は、訓練場全てを包み込むような広範囲魔法だった。


 居合わせた全ての人を光に包み込み、全ての傷を癒していった。



「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


「な、なにが起こったの?」


「これは<回復魔法>よ、間違い無いわ」


「そう言えば傷が治ってる? 此処に居る全員に<回復魔法>をかけたって言うのかよ」


「嘘でしょ? どれだけ魔力があったら、こんな真似できるのよ?」


「それが出来るから、『魔女』と呼ばれてるんでしょうね」


「・・・あの女性が『魔女』なんだ? でも私には『聖女』に見えるわ♪」


「うふふ、『大賢者』の方が良いんじゃない?」


「ハハ、<攻撃魔法>なら私達全員を吹っ飛ばせるって事だよな?」


「SSランクのパーティメンツなんだから、普通である訳がないって事じゃない?」


「・・・なんて怖い奴等なんだよ」


「ワハハ、大サービスじゃねーか?」×ウェイ


「ヨウ君を楽しませてくれたお礼よ?」×アヤメ


「にひひ、今度は『聖女』って呼ばれてるんだけど?」×ナギサ


「もう色々と言ってくれるわね、でも悪い気はしないかな?」


「僕もサービスしちゃおっかな」×ツドイ


「えっ?」×アヤメ達



 ツドイさんが、とんでもない魔力を溜めだしたので僕達も焦ったけど、どうやら<クリーン>みたいだからホッと胸を撫でおろした。



「<エリアクリーン>!!!!!!」



 ツドイさんが放った<クリーン>は先ほどの<回復魔法>と同じく、訓練場全てを包み込み、汚れた服や身体が一気に綺麗になっていった。



「フフ~ <クリーン>ならツドイでも安心だね?」×ノノ


「最近はちゃんと魔法の訓練もしてるんだよ?」×ツドイ


「フフ、ですが魔力を込め過ぎですね、皆さん驚き過ぎて固まっていますから」


「ありゃ、あれでも多かったのか、難しいよね魔法は」


「あはは、でもアヤメさん、ツドイさん、ありがと♪」


「全く、信じられん魔力してやがんな? どーすんだよこれ?」×ウェイ


「んふふ、後はウェイさんに任せるわ」


「しょーがねえな・・・お前等ーーー! 皆飲みに行くぞーーー!」


「・・・えっ?」


「ボケてんじゃねえ、全員俺についてきやがれ」


「お、おぉーーーーーーーーーーーーーーー!」×全員



 ウェイさんの大声に皆正気を取り戻したのか、大人数で移動することになった。


 流石に飲みに行くと言っても、これだけの人数が入れるお店がある筈もなく、屋外にあるビアガーデンの様な所に連れて来てくれた。


 ウェイさん達はよく来るのか慣れた感じで席へ座ると、仲間達が周りにあるお店から料理やお酒を買ってきてくれた。



「お前等ーーー! 今日は俺の奢りだ! 好きなだけ飲み食いしやがれ!」×ウェイ


「おおおおおおおおおお!!!!!!」×冒険者全員


「ウェイさん最高ーーー♪」


「太っ腹ーーー♪」



 数百人居る冒険者達は、配られたお酒を掲げてウェイさんにお礼を言っている。


 本当に僕の理想の冒険者だなと思い、またウェイさんに憧れてしまう。



「よーし、僕もダンジョン産のビール出しちゃいますから、好きなだけ飲んで下さーい!」


「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」×冒険者全員


「SSランク最高ーーー!」


「流石、世界一の冒険者だーーー!」



 僕はクラフトツリーを10本ほど<虚空界>から取り出すと、三日月コールが始まってしまった。


 これだけ称えてくれると、僕も嬉しくなり大声で応えることにした。



「中国最高ーーーーーー!」


「イエーーーーーーーーーーーー!」×冒険者全員


「ワハハ、飲め、飲め。三日月」×ウェイ


「はい、ウェイさんも、どぞどぞ」


「よーし、次は酒で勝負だーーー!」


「あはは、負けませんよー!」


「んふふ、冒険者って最高ね♪」×アヤメ


「うふふ、私もそう思います♪」×シュアン


「にひひ、私も飲むぞーーー!」×ナギサ


「今日は潰れるまでいっとくかー」×ソヒョン


「イエーーーーー!」×クレセントメンバー



 それから皆で何度も何度も乾杯し、アヤメさんが魔法でパフォーマンスをして皆を盛り上げてくれたので、僕も何か披露することにした。



「あはは、三日月陽いっきまーす!」


「ワハハ、良いぞー!」


「いでよアトラスの大剣!」


「はい?」×冒険者全員



 僕は屋外だったので丁度良いと思い、巨大なアトラスの大剣を<虚空界>から取り出し、抱き抱えるように持った。


 流石に10メートル近くあり、何トンもありそうな巨大な大剣に皆が驚いている。


 更に皆を驚かそうと、アトラスの大剣を振り下ろしてみた。



「おりゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


「ぎゃああああああああああああああああ!!!!!!」×冒険者達



 もちろん、ちゃんと皆の頭上で寸止めして笑顔で<虚空界>へ収納した。



「な、なんだったんだ、今のは?」


「し、死んだと思ったぞ?」×ウェイ


「あはは、ほんの冗談ですよ?」


「おめーの冗談は寿命が縮むから止めろよな?」


「もうヨウ君、やり過ぎよ? 私達まで焦ったじゃない?」×アヤメ


「んふふ、やっぱりヨウ君が一番危ないわね~♪」×ナギサ


「い、今のは唯のパフォーマンスですよ?」


「だぁ~め♪」×アヤメ達


「ククッ! やり過ぎヨウ君、復活だよ?」×ツドイ


「そんな~」


「あはははは♪」×アヤメ達


「笑えないんだけど?」×シュアン達


「ハハ、SSランクの冗談ヤベエ・・・」


「な、涙目になっちゃった」


「幻だよな? 幻だと言ってくれ?」


「俺、心臓が数秒止まったかも?」


「走馬灯って本当にあるんだな?」


「あ、あの~ 三日月さんって、何時もあんな武器使ってるんですか?」


「ん? 愛用してる武器は、もっと凶悪だよ~」×テユン


「・・・・・・・・・・・・」×冒険者達




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