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15万部突破【書籍⑤巻&COMIC③巻3/1発売】五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました  作者: あや


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初恋の姫君は、竜の神殿にいる 28


「……レーヴェ、もしやレティシアに何かなさいましたか?」


レティシアが女官たちに髪などを直してもらってるあいだに、フェリスは私室に戻り、この神殿の主の名を呼んでみる。


「まさかっ。お父さんはそんな怖いことはせんっ。フェリスに呪い殺されるだろっ」


ふわふわとレーヴェ神殿の主が顕現する。


「僕ごときに呪われて、どうやってレーヴェが死ぬんです……。あなた死んだことないでしょ」


「うん。ない。でもレティシアのことで怒ったフェリスなら、何でもできそうだ」


気楽に、美貌の古き竜の神は笑った。


「それはそうですが……、では、何がレティシアに干渉したんでしょう? これといって、悪いものは感じませんでしたが、それにしたって、身体ごと、時を渡らせるなんて、危ない……」


「うーん……」


レーヴェがフェリスをじっと見つめる。


瓜二つの美しい竜の子孫を。


「いったい誰が……?」


「おまえじゃない?」


小首を傾げて、可愛らしく、レーヴェが言った。


「は? 何故、僕が、大事なレティシアを危険なめになど……」


フェリスが怪訝な顔をする。


「いや、おまえっていうか、いまここにいるフェリスじゃなくて、だからといってちびちゃんのフェリスでもなく……、強いて言うなら、あのレティシアの着てた衣かな。……ちびのころのフェリス、寂しそうだったからなー」


「……!? 子供の僕が、レティシアを召喚したと……?」


何ということだ。それならばもっと罰しておくべきだった、とレティシアにまた怒られそうなことをフェリスは思っている。


「いや、フェリス本人にその意識ないと思う。……なんつーか、ここの宝物の竜王剣もそうだけど、オレが使ってた剣とか、オレが触ってたものとか、着てたものとかが、オレが手放して久しくても、魔法を帯びてたりするから、そんな感じじゃないかな?」


「いえ、レーヴェ。それはレーヴェが神様だからであって、僕にそこまでの魔力は……」


「だって、ちっちゃい頃のフェリス、魔力余らせて、あちこちに零しまくってたし。……あの服を着てた頃の、ちびのフェリスの孤独に、レティシアが反応したんじゃないか? オレの可愛い娘は、いつのときも、フェリスが寂しいのは嫌みたいだから。……健気すぎる、オレの娘。旦那のフェリスはちょいちょい黒いのに……」


「……レティシアが?」


フェリスの残存する気配の何かに反応して、レティシアが逢いに行ってくれたんだろうか?


うちの小さいお姫様は、いつも、フェリスの予想を超えていく。

昨日、一昨日は、母がお手伝いしてたコンサートに愛犬王子とお邪魔してました!

めっちゃ王子が嬉しそうで、本当に行けてよかったです!


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あと、小説①~④巻も各通販書店に入荷してます~♪


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新刊お迎え頂いてる方々ありがとうございます! 感想など頂けると嬉しいです!

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