胸像を動かしたお前なら
有言実行の男、鈴木。不言実行の男、小林。
高校二年。二人はお互いの思惑の中、馬鹿げたことを始める。
「なぁ、なんか面白いことやらないか?」
――中学生の頃、勝手に思い描いてた高校生活ってのは、もっとこうデタラメに面白そうなもんだった。だけど実際の高校生活は思い描いてたものと違ってた。
「胸像を動かすのって、ハチャメチャで馬鹿げてて、面白いことだと思わないか?」
――多分、高校生と言う限られた時間の中で、僕は鈴木と思いっきり馬鹿げたことをしたかったんだと思う。
■本作はダブル主人公物です。
視点が鈴木→小林の順で変わります。
高校二年。二人はお互いの思惑の中、馬鹿げたことを始める。
「なぁ、なんか面白いことやらないか?」
――中学生の頃、勝手に思い描いてた高校生活ってのは、もっとこうデタラメに面白そうなもんだった。だけど実際の高校生活は思い描いてたものと違ってた。
「胸像を動かすのって、ハチャメチャで馬鹿げてて、面白いことだと思わないか?」
――多分、高校生と言う限られた時間の中で、僕は鈴木と思いっきり馬鹿げたことをしたかったんだと思う。
■本作はダブル主人公物です。
視点が鈴木→小林の順で変わります。
胸像を動かしたお前なら(上)
2014/07/02 14:04
(改)
胸像を動かしたお前なら(下)
2014/07/04 09:01
(改)