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ゴロツキ
外に出ると、人通りは昼間より少なくなっていた。
散策していると武器屋の看板が見えた。
(武器屋?随分不穏な店だな)
俺は中を覗く事にした。
「おじちゃん、武器買うの?」
「覗くだけだ」
中に入ると初老の男が店の奥で座っていた。店主だろう。
「いらっしゃい」
無愛想にそう言うと持っている本へ視線を戻した。
中は剣や槍だらけだった。
(文明が遅れてるな……)
「お前さんの担いでる筒、見た事ない武器だね」
本から目を離さず俺に問いかけた。
「鉄砲と言う武器だ」
「てっぽう?」
「火薬で弾を飛ばす武器だ」
「面白い武器だね」
「親父、火薬はあるか?」
「ねぇな。薬屋にでも行ってみな」
「そうか、邪魔したな」
「また来い」
俺とルミは店を出た。
「かやく?」
「火をつけると激しく燃える薬だ」
「何に使うの?」
「簡単な爆弾を作る」
「ばくだん?」
「ああ、爆発する武器だ」
しばらく歩くと裏通りに薬屋が見えた。
薬屋に足を向けて歩いていると、ガラの悪い男が絡んできた。背は六尺(180cm)はあるだろうか。
男は斧を持っていた。
「おい、チビ。そのガキ寄越しな」
「断る」
「大人しく渡した方がいいぞ」
脇道から仲間らしき男たちが現れた。
数は……六人か。それぞれ武器を持っている。
「ルミ、離れるなよ」
俺は銃先に銃剣をつけた。




