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白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第六章 狂騎士編
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銃剣、砕ける

クッキーは分厚い盾を捨て、斧槍を両手で構え獣のように襲いかかってきた。


先程までよりも速い……!


辛うじて躱すが、髪の毛がハラハラと落ちる。


(危なかった……)


尚も振り回しながら大振りで襲いかかる。


先程よりも恐ろしい程速く斧槍の連撃が飛ぶ。


そして、躱しても容赦のない蹴りが俺の身体を貫く。


「ぐぇえええ!!」


蹴りの負担が限界を迎えその場で嘔吐するが、その間にも斧槍が襲ってくる。


俺は吐瀉物を吐き散らしながら後ろに飛び退いた。


(こ、好機!)


俺は照準を定めるが、クッキーが二重に見え、定まらない。


「シカノスケェ!!」


膝蹴りが俺の脇腹に突き刺さる。


ゴキッ!


「ガハァ!!」


肋骨が折れた。

しかし、その激痛で意識がはっきりした。

俺はクッキーの腹に向かって銃剣を突き立てた。


――ドスッ!


(……入った!)


「うおおおおー!!」


俺はそのまま全力で押し込んだ。


――しかし


パキィン


銃剣は半ばでへし折れてしまった。


クッキーは裏拳を振り回し、俺は吹き飛ばされた。

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