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銃剣、砕ける
クッキーは分厚い盾を捨て、斧槍を両手で構え獣のように襲いかかってきた。
先程までよりも速い……!
辛うじて躱すが、髪の毛がハラハラと落ちる。
(危なかった……)
尚も振り回しながら大振りで襲いかかる。
先程よりも恐ろしい程速く斧槍の連撃が飛ぶ。
そして、躱しても容赦のない蹴りが俺の身体を貫く。
「ぐぇえええ!!」
蹴りの負担が限界を迎えその場で嘔吐するが、その間にも斧槍が襲ってくる。
俺は吐瀉物を吐き散らしながら後ろに飛び退いた。
(こ、好機!)
俺は照準を定めるが、クッキーが二重に見え、定まらない。
「シカノスケェ!!」
膝蹴りが俺の脇腹に突き刺さる。
ゴキッ!
「ガハァ!!」
肋骨が折れた。
しかし、その激痛で意識がはっきりした。
俺はクッキーの腹に向かって銃剣を突き立てた。
――ドスッ!
(……入った!)
「うおおおおー!!」
俺はそのまま全力で押し込んだ。
――しかし
パキィン
銃剣は半ばでへし折れてしまった。
クッキーは裏拳を振り回し、俺は吹き飛ばされた。




