表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第六章 狂騎士編
45/50

憤怒

残り三発……。

この力……。この凶暴性……。

何とか距離を取りたいが、クッキーは鋭い踏み込みで間合いを詰め、怒りに任せた荒々しい攻撃を繰り出してくる。


「死ねぇ!」


俺は間一髪のところで斧槍を避けた。

……が、次に来る打撃までは避けられない。

盾での強烈な一撃をまともに貰ってしまう。


「ぐはっ!」


俺は吹き飛び、地面を滑る。

すぐに立ち上がり、発砲。


今度は盾に弾かれてしまう。


残り二発……。


身の毛もよだつ斧槍での一撃。

風切り音が普通じゃない。恐らく掠っただけでも動けなくなるだろう。

俺は斧槍の一撃は何としても受けまいと集中して避ける。


避けたあと必ず来る打撃。

これがどうしようもなかった。


変幻自在の打撃。

それも食らう度に消耗する。


「おじちゃぁん!」


そうだ、ルミのために負ける訳にはいかない。


ドカッ!


何度目かわからない打撃をもらう。

食らった瞬間目の前が暗くなり、気づく頃にはクッキーが斧槍を構えている。


「大人しくここで死ね!シカノスケ!」

「くっ!」


振り下ろされる瞬間、俺は体当たりを仕掛けた。……しかし、ビクともしない。

逆に投げ飛ばされてしまう。


投げ飛ばされた瞬間に歯を食いしばり奥歯が砕ける。


そしてクッキーがトドメを刺すため斧槍を振り上げる。

その瞬間に顔へ向けて下から歩兵銃を構えた。


ダァン!!


クッキーは瞬時に後ろに飛び退いた。


クッキーは耳を押さえている。


「シカノスケェ……!」


弾丸が耳に当たり吹き飛んでいた。


「シカノスケェー!!」


残り一発……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ