表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第五章 プレッツェル領編
39/50

投獄

「う……うぅ……」


ここはどこだ?……牢屋のようだ。

手枷など拘束はされていない。


「気がついたか?」


見張りの男が声を掛けてきた。


「ここはどこだ!」

「プレッツェル領内の牢屋だよ。腹は減ってないか?」


「俺をどうするつもりだ?!」

「それは騎士団長が判断する。まずは食え」


男は牢屋の小さな柵からスープとパンを入れた。


「施しは受けん!」

「食っておけ。すぐ騎士団長を呼んでくる」


「待て!貴様!」

(くそ!どうにかして出ないとルミが危ない……!)


鉄柵を蹴るが、ビクともしない。


食事には手をつけず、しばらく考え込んでいると


「もう気がついたか。早いな」


先程の騎士団長がルミを連れてやってきた。


「ルミ!」

「おじちゃん!」


「貴様!ルミを離せ!」


俺は柵を掴みながら怒鳴った。


「その子に手を出したら、ただでは済まさんぞ!」


タルトはルミから手を離した。


「おじちゃん!」


ルミは柵越しに俺の手を握った。


「落ち着け。貴様が暴れるから投獄したんだ」

「どういう事だ?」


「カール公がお前達を追っていると報告を受けた」

「それがどうした!」


「だから事情を聞きたい」

「事情を?」


「ああ、だから安心せよ。貴様たちをどうこうする訳ではない」

「どういう事だ?」


「暴れたりしないか?」

「保証はせん」


「ならば、しばしそこで待て。プレッツェル伯爵がお見えになる」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ