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白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第四章 邪教徒編
30/50

脱出

俺は槍を躱し、捌いたが、針山地獄のような槍の総攻撃に押されていた。


その中の一撃が俺の足に刺さった。


――グサ


傷は浅い。

俺は刺してきた男の喉を狙いすまし突きを放った。


ズンッ!


また一人倒したが、数が多い。数えてる暇はない。

それも慣れない槍だ。


一人一人確実に仕留め、部屋から出る。


「ルミー!」

「おじちゃぁん!」


ルミがぶかぶかの軍帽を被り、俺の装備と歩兵銃を持って来た。

一人で侵入して探していたのか……無茶しやがって。


「言う事は聞け!」

「ご、ごめんなさい!」


「いや、でもよくやった……離れるなよ」


安心感から怒鳴ってしまったが、助かった。俺はルミを撫でた。

屋敷にわらわらと人がなだれ込んでくる。

俺は槍を集団に投げ付け、銃剣を装着した。


マッチで導火線に火をつけ、手製の手投げ弾を裏口の集団に投げつけた。


ドォォォン!!


「なんだ!爆発だ!」


「行くぞ!」

「うん!」


爆発は大した威力ではなかったが、怪我をさせるのと怯ませるのには効果絶大だった。


歩兵銃で二発発砲し、二人を射殺。混乱した隙に間合いを詰め、銃剣で次々と敵を倒した。


「よし、このまま村の外に出るぞ!」

「う、うん、まって!」


ルミを見ると走る速さに着いて来れず、へとへとになっていた。

俺はルミを抱えると、村の外へむかった。

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