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白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第四章 邪教徒編
31/50

ツギハギだらけの身体

村の外に出ても、連中は松明を焚いて山狩りを行って来た。


しばらく走っていると追ってくる気配もなくなってきた。


「もう少し行ったらそこで一度休もう」

「うん、おじちゃん、大丈夫?」


「ん?足か?浅い傷だ」

「……そっか、おじちゃんレイア村着く頃にはツギハギだらけになっちゃうね」


「ああ」


しばらく行くと川を見つけ、その近くで携帯天幕を張った。


「おなかすいた」

「……空いたな。次の村まで我慢できるか?」


「うん……」


俺は傷口を縫いながら答えた。


食料は持っては来れなかった。

俺は大丈夫だが、ルミの体力はもつだろうか?


「ルミは少し寝ろ。まだ撒いたとは限らんからな」

「おじちゃんは?」


「見張る」

「おじちゃんも休んで」


「お前が寝た頃に寝るから大丈夫だよ」

「そうなの?」


「大人は子供が寝た後に寝るもんだ」

「そっか……」


しばらくするとルミは静かに寝息を立てた。


俺は弾丸を詰めていたが、弾薬はこれで最後だ。

五発……慎重に使おう。


俺はその日は寝ずの番をした。

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