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白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第四章 邪教徒編
25/50

老婆

食卓につき、パンと豆のスープをいただく。


「おじちゃん!パンもスープも温かいよ!」

「……そうだな。有難い」


豆は大豆だろうか?トマトスープの酸味が食欲をそそる。

パンも温かくて柔らかい。


俺とルミは温かい食事を楽しんだ。

それにしても広い屋敷だ。


「ところで(おうな)


と言ったところでルミが俺に聞いてきた。


「おうな?」

「年配の女のことだ」

「婆さんでいいよ」


「そうか。婆さんはこんな広い屋敷に一人で住んでいるのか?」

「ああ、そうだが?だから明日は掃除を手伝って欲しいのさ」


「お易い御用だ……」


温かい物を食べたからか、酷く眠い……


――カタンッ!


ルミは机に突っ伏して寝た。

おかしい……


「婆さん……。何を盛った……?」


歩兵銃を構えようとしたが、腕に力が入らない。


(くそ……装填する力もない……)


とうとう立っていられなくなり、俺はその場で膝を着き、そのまま倒れた。

意識を失う瞬間、婆さんは無表情で俺を見下ろしていた。


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