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白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第二章 刺客編
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達人

ルミはパンを齧っている。

ふと、ルミは俺の方を見た。


「おじちゃん!」


「!!」


俺は咄嗟に横に飛び退いた。

直ぐさま銃剣を歩兵銃の先に装着する。

俺が座ってた場所に剣を振り下ろされていた。


その男はまるで陽炎のように揺れて見えた。


(こいつ……できる!)


「おじちゃぁん!!」


ルミの方を見ると昨日のゴロツキがルミを捕らえていた。


「ルミ!」


俺は駆け出そうとしたところ……


ザッ!


陽炎のような男は大きく一歩俺に近づき、行く手を塞いだ。

俺は銃剣を男に向けた。


「邪魔だ!どけぇ!」


俺は鋭い踏み込みで突きを連続で繰り出した。


男は首をわずかに動かすだけで次々と躱す。


(なんて無駄のない動きだ……)


男は鋭い斬撃で襲ってきた。


ギリギリ躱したが顔を掠り、頬から血が流れる。


(こんな時に……手強い……!)


俺は目の前の敵に集中し、銃剣を構え、向き合った。


「ようやく、戦う気になったか」

「時間がない、すぐにどいてもらうぞ」


「できるかな?」


男は剣を握り、重心を一切崩さず間合いを一歩一歩詰めてきた。

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