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第44話:未来の海に沈む『巨大な不用品』。正体は飽きて放置された巨大ロボ!? 錆びた鉄屑をスクラップ回収せよ

「……おい、未来の俺。……あの海に浮いてる、錆びた山みたいなのは何だ?」


未来の俺が住む宮殿のベランダから見下ろす、かつては美しかったはずの海。

 しかし今、その水面からは巨大な肩パットや、錆びついたドリル、そして「男のロマン」を具現化したような無骨なパーツが島のように突き出していた。


『……あー、あれか。……世界を救った後にさ、なんか『自分へのご褒美』だと思って、全次元限定モデルの「超銀河合体ロボ・クリーニングV」を買ったんだよ。……でも、マニュアルが1000ページあって、読むの面倒で放置しちゃった』


「……三日で飽きて海に捨てたのか。……お前、ゴミの不法投棄ってレベルじゃねぇぞ」


俺は怒りでこめかみをピクつかせた。

 海面はロボの関節から漏れ出した「宇宙潤滑油」でベトベトになり、未来の魚たちが滑って泳げないほどの惨状だ。


「……エレン。……これ、普通の洗剤じゃ太刀打ちできないぞ。……シブキ、今すぐ『海洋専用・超大型油取り紙』を展開しろ!」


「了解しました、総帥。……同時に、未来の貴方の『秘密口座』から、廃棄物処理費用を全額デトックス(引き落とし)しておきますね」


「……よし、ムサシさん! あの錆びたパーツを、スクラップしやすいサイズに切り刻んでくれ! 資源ごみとしてリサイクルする!」


「御意ッ!! 佐藤殿、……『男のロマン』を細切れにする仕事、……この虚しさこそが、真の悟りへの道ですな!!」


ムサシが『斬鉄丸』を抜き、海上にそびえる巨大ロボを一刀両断、いや、一万等分にスライスしていく。

 

「……落ちろ、無計画な物欲! ……奥義、『海洋サルベージ・断捨離プレス』!!」


俺は、WCOが開発した『高密度・磁力吸引プレス機』を起動した。

 バラバラになったロボのパーツが、磁力によって一箇所に集まり、ギュウギュウに圧縮されて「ただの鉄の立方体」へと姿を変えていく。


つぶやいたー(未来・エコ速報):

『【悲報】伝説の巨大ロボ「クリーニングV」、勇者によって「不燃ごみ」としてプレスされるww』

『「男の夢」が、掃除神の手によって「資源ごみ」に。……現実って残酷だわw』

『未来の俺「……あのロボ、定価で銀河三個分したのに……(血涙)」』

『現在の状況:未来の海、油膜が消えて「クリスタル・ブルー」が復活。……魚たちが勇者に感謝のジャンプ!』


「……ふぅ。……エレン。……これで海も、文字通り『水に流せた』な」


「……そうですね、総帥。……ですが、圧縮した鉄の塊が多すぎて、今度は『新大陸』ができそうな勢いですが……」


「…………。……いいじゃないか。……あの上に『巨大な物干し場』でも作ろうぜ」


――カズマの「第2部」は、未来の自分の「散財」を物理的に粉砕し、汚染された地球を再定義していく。

第44話、お読みいただきありがとうございました!


未来の自分が買った「高いおもちゃ」をスクラップにしてしまったカズマさん。

どんなに高価な物でも、使わなければただの「場所を取るゴミ」に過ぎないことを、彼は身をもって(未来の自分に)教えました。


次回、第45話。

「未来の月、実は『ホコリの塊』だった!? カズマが巨大な粘着ローラー(コロコロ)で、夜空をリントフリーにする回」


**「ロボをリサイクルw」「未来の俺の財布が死亡ww」と思った方は、

ぜひ【ブックマーク】**や評価をお願いします!


佐藤カズマの「未来クリーニング」、次は宇宙の衛星をコロコロします!

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