表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/52

第41話:未来へ! だが成功した『未来の自分』がズボラすぎて、世界が再びゴミ屋敷

「……おい、エレン。……ここは本当に、俺たちが救った『未来』なのか?」


未来の俺からの依頼を受け、シブキの次元跳躍で数十年後の世界へ降り立った俺。

 だが、目に飛び込んできたのは、黄金に輝くはずの「清掃神・カズマ」の巨大な銅像が、鳥のフンと排気ガスで真っ黒に汚れ、その足元には高級な酒瓶や出前料理の空き箱が山積みになっている光景だった。


「……総帥。……残念ながら、時間の連続性は残酷ですね。……どうやら『未来の貴方』は、全宇宙を掃除し終えた達成感で燃え尽き、その後、数十年一歩も動かずにニート化したようです。……この世界の指数、……かつての魔王城より『汚い』です」


「……冗談じゃない。……俺が俺自身のせいで、また一から掃除し直すのか!?」


俺が怒りに震えていると、銅像の裏にある豪華な(だが散らかりまくった)宮殿から、ヨレヨレのパジャマを着て、腹の出た「未来の俺」がポテチを食べながら出てきた。


『……あー、来たか、過去の俺。……悪いな、なんか『もう全部磨いたし、いいや』って思ったら、片付け方忘れちゃって。……これ、あげるから掃除しといて』


未来の俺が放り投げてきたのは、伝説の清掃神が使うはずの『神格級・全自動掃除機』――だが、フィルターが詰まって異臭を放っている。


「……死ね。……一回、死んでこい、未来の俺!」


俺は「未来の自分」という最大の粗大ゴミを前に、かつてない怒りを燃やした。


「シブキ! このエリア全体を『時空・高圧洗浄』で一旦リセットしろ! ムサシさん、このパジャマのおっさんを『不潔罪』で拘束だ!!」


「御意ッ!! 佐藤殿、……未来の自分を斬る日が来るとは、剣聖としても感無量ですな!!」


ムサシが、未来のカズマのパジャマの紐だけを正確に切り裂き、そのまま特製の『巨大洗濯ネット』に放り込む。


「……よし。……エレン。……まずは、この『清掃神の銅像』から磨き直すぞ。……自分の栄光が汚れてるなんて、清掃員クリーナーとして一番の屈辱だ」


つぶやいたー(未来・絶望版)の反応:

『【朗報】過去から「やる気があった頃の佐藤カズマ」が到着! 未来の絶望的な不潔状況が改善されるか!?』

『未来の清掃神、ただの「片付けられないおじさん」になってて全宇宙が泣いたww』

『「過去の自分に説教される」という究極の羞恥プレイ。……これ以上の罰はないわw』

『現在の戦況:掃除神vs自堕落神。……勝敗は、洗剤の濃度で決まる!』


「……未来の俺、覚悟しろ。……お前の住んでる『時間の淀み』ごと、スクラビングバブルで溶かしてやる」


――カズマの「第2部」は、まさかの「自分自身の不始末」を拭う、身内に厳しすぎる清掃無双から幕を開ける。

第41話、お読みいただきありがとうございました!


第2部開始早々、敵は「未来の自分」。

「成功した後にサボる」という、人間として最もリアルで愚かな汚れに、過去のストイック(?)なカズマさんが挑みます。


次回、第42話。

「未来の宮殿、高級家具の隙間に溜まった『栄光の埃』をバキューム! ついでに未来の自分の『貯金通帳』の不正利用(散財)を断捨離する回」


**「未来の自分が敵w」「鳥のフンまみれの銅像ww」と思った方は、

ぜひ【ブックマーク】**や、評価をお願いします!


自分の尻拭いは、自分でするしかない。……佐藤カズマの戦いは、さらに泥沼化(物理)していきます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ