表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/57

第34話:天界大浴場オープン! 神々の数万年分の『垢』を、高圧洗浄機と重曹で根こそぎ落とす

「……おい、最高神ゼウスさん。……ちょっと、こっちに来て脱いでくれ」


運命の糸をサラサラに仕上げた俺は、神界の中央広場に特大の『簡易型・高圧洗浄ブース』を設置した。

 神々は「我らは不老不死! 常に神々しく輝いている!」と胸を張っているが、俺の目には、彼らの後光が「古い蛍光灯のカバーに溜まった埃」のような、濁った色に見えていた。


「……総帥。……確かに、神々のオーラ、よく見ると『黄ばんで』ますね。……加齢臭ならぬ『加神臭』というか、古い図書館みたいな匂いがします」


「だろ? ……エレン、**『神性対応・重曹パワースクラブ』**の準備を。……シブキ、お前は最高の『神の湯(42℃設定)』を生成しろ」


『承知いたしました、マスター。……「ゴッド・ジャグジー・モード」を起動。……毛穴の奥に詰まった「傲慢」や「怠惰」まで、一気にバブルで弾き出します』


「……な、何を不遜なことを! 我が神体は純潔――ギ、ギギィィッ!?」


抵抗する最高神を、ムサシが『斬鉄丸』の峰打ちで軽く気絶させ、洗浄ブースへと放り込んだ。

 

「……ムサシさん、お見事。……よし、洗浄開始!」


ズババババババババッ!!


俺は高圧洗浄機のノズルを握り、最高神の体に『高濃度重曹ミスト』を叩きつけた。

 

「……落ちろ、数万年分の権威(汚れ)! ……奥義、『神体研磨・ゴッド・ピーリング』!!」


ジュワァァァァァァッ!!


最高神の体から、ドロドロとした黒い液体(※蓄積されたストレスと自堕落な生活の垢)が流れ落ちていく。

 俺は仕上げに、特製の『神話級・ボディタオル』で、背中をゴシゴシと力いっぱい擦った。


「……おお……。……おおおぉぉぉぉっ!! ……身体が軽い! ……魂が、魂が剥きたての茹で卵みたいにツルツルに……!」


数分後。

 ブースから出てきた最高神は、あまりにピカピカになりすぎて、もはや直視できないほどの「眩光」を放っていた。


『【速報】最高神ゼウス、掃除神に洗われて「美白」を通り越し「発光体」へ。……周囲の神々、サングラスなしでは拝顔不可能にww』

『「神様の背中を流す男」――佐藤カズマ、もはや神界のオーナー説浮上』

『女神たち「私たちも洗って! 泥パック(※カズマ特製・薬用炭)して!」と大行列。……天界、空前のエステブーム到来』

『現在の神界:神々が綺麗になりすぎて、地上に降り注ぐ「ご利益」の純度が100%に向上』


「……ふぅ。……エレン。……これで神様たちも、文字通り『清らか』になったな」


「……そうですね、総帥。……神々がピカピカになりすぎて、天界の視認性が上がりすぎました。……ですが、あまりに綺麗になりすぎたせいで、今度は『次元の歪み』……宇宙の端にある『ほつれ』が、目立って仕方ありません」


「…………。……ああ、あれか。……『糸くず』が飛び出してるみたいだな。……ハサミで切って、綺麗に縫い直してやるよ」


――カズマの「掃除」は、ついにはこの世界の『ことわり』そのものを修復する、創造主クラスのメンテナンスへと突入する。

第34話をお読みいただき、ありがとうございます!


神様の垢を「重曹」で落としてしまったカズマさん。

彼は知っています。どんなに偉い存在でも、お風呂に入らなければ「ただの不潔な人」だということを。


次回、第35話。第4部・完結!

「世界の端っこ、糸が出てて気になる問題。カズマが巨大な針と糸で、宇宙の『綻び(ほころび)』を裁縫リフォームする回」


「神の湯42℃設定w」「加神臭は草」と思った方は、

ぜひ【ブックマーク】や、下の【☆☆☆☆☆】の評価をお願いします!


佐藤さんの「全次元大リフォーム」、いよいよ大詰めです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ