-第2話--魔法--
その日俺は久しぶりにあの時の夢を見た
10年前の紗希と会う前の事を、、
その日遊び疲れた俺が公園で休すんでいた。
そこへ一人の女性が来たのだった
「君今一人?」
「ひとりだよ、」
「もしかして友達いないの?」
「そ、そんなことないもん、あそこのうちのワンコとか、あのかわらにいつもいることりさんとかいっぱいトモダチいるもん」
「ふふ、、ともだちいっぱいいたんだね、ごめんね、お姉さんが誤解してたみたい。でもこんな時間に一人でいると誤解されちゃうぞ、お母さんたちが心配するから早く帰りな」
「うん!お姉さんまたね!」
「気をつけて帰るんだぞ僕」
それ以降その公園でお姉さんと会う事はなかったが未だにどこからかお姉さんに見られている気がするのだ、、
そんな昔のことを紗希が来た頃はよく見た、何故だったのか未だに俺には分からない、
「んっんっ、、、」
気がつくとそこは、みたこともない部屋だった。一面白系統で統一された壁、天井
その中央にある台座に俺は寝かされていた。
「ここは」
起き上がると目の前には心配した様子でこちらを伺う弟の紗季がいた。
「兄さん大丈夫?」
「あぁ、、大丈夫だけどここは?、、、」
「というか俺はなんでこんなとこに、、、」
確か昨日は、、、
紗希が帰ってこないし電話が繋がらなかったから探しに出かけたんだっけ、、そのあと見つからなくてそのうち帰ってくるだろうと思って家に帰ってもしものためにリビングで寝たんだっけ、、、こんなとこで寝た覚えはないんだけどなぁ、、、ん?紗希?
「紗希は大丈夫なのか⁈」
「兄さん落ち着いて、僕は大丈夫だから、、これからちゃんと話すから、ちょっと離れて」
「あ、、あぁ、、すまん、紗希がいなくなったのが心配だったから、、つい」
「で、、ここはどこなんだ?紗希、そして昨日は紗希お前どこに行ってた?」
「兄さん順番に話すからそんなにいっぺんに言わないで」
「あぁ、、すまん」
「まず、ここなんだけど、、僕にも分からない、、ただ言えることは、僕たちがいつもいる”世界”ではないってことだけ、、」
「いつもいる世界?それは他の国とかそういう意味?」
「違う、、、と、思う、、詳しくは僕も分からないけど、、異世界だと思う、並行世界ってやつかな?魔法が使えるから、、確実にいつもの世界ではない」
「ん?マホウ?それってアニメとかでよく見るアレの話?冗談はやめろよ紗希」
「冗談じゃないよ」
そう言うと紗希は左手を突き出した。するとそこには水の玉が浮いていた
先はその水の玉を口に入れて飲み込むとまた話し始めた
「僕も信じられないけど、昨日この場所に水道なんてなかったから喉乾いてなんでもいいから水が飲みたいって思ったら手の上に今みたいに水の玉ができてて、、、兄さんも多分できると思うから嘘だと思うならやってみてよ、手の上に水を作るイメージをすればできると思うから」
「んなこと言われてもな、、、やってみるけど、俺は紗希を信じてるから俺ができなくても紗希は責めないからね」
そう言って俺は左手の上にイメージを集中した、、、
(水 水 水、、水、、水水)
(水、、、っつ⁉︎できた⁈)
俺の手の上にさっき紗希が作り出した水の玉よりも大きい水の玉が浮いていた
「えっと、、、兄さん?、、、もしかして兄さんってすごい?」
「そ、そうなのかもな、、まぁ、これでお前の言ってることが確かなのは確定したわけだが、、、、それはともかくとして、お前は昨日どこに行ってた?」
「昨日は、、覚えてない、、気づいたらここにいてどれだけ時間が経ったのかも分からなくて、魔法のことを見つけたのもついさっきだし、、、気づいたらいつのまにか兄さんがそこに寝てて、、他にわかることはない」
「そうか、、なんで俺たちこんなとこにいるんだろうな?というかここから出る方法なんてあるのかな?ドアすらないぞここ」
「僕もここから出られないかあちこち見てみたんだけどどこにも出口はおろか少しの隙間もなかったんだよ、、」
「そうか、、、」
「出口は本当にないのか?何かあったりは、、、」
「しなさそうだね、、兄さん」
「閉じ込められたってわけか?」
その部屋には本当に何もなかった
正確には俺が来た時に寝ていた台座はあるもののそれ以外は白一色に染まっているだけ
一見地面が続いているようにみえるが壁にぶつかる
電気などの光源もないのにその部屋だけは明るかった
「しかし、、どうすればいいんだろうな俺らは」
「何か仕掛けがあるってわけでもなさそうだしね、、、」
「まぁ、ここで暮らすこと自体はできなくはなさそうだよな、、水は出せるし、、いや、、食料ないのか、、」
「そうだよ兄さん、水は出せても食べ物は出せないんだよ、、僕も昨日から何も食べてないんだから、、」
「おい、彩希本当に大丈夫かお前?吐き気とかしない?」
「ん~、、今のところ大丈夫、、というか、、今気づいたけど空腹感もないんだよ」
「おいおい、、本当に大丈夫なのか紗希」
「うん、、大丈夫だって、兄さんはそんなに気にしなくていいからさ、、もしかしたら、これがただの夢で起きたら家にいるかもしれないじゃん?だからもう寝よ」
「まぁ、、そうだな、彩希の言う通りかもしれないな、、一回試しに寝てみるか、、、自えただから寝心地は最悪だろうけどね」
そういって二人は眠りについた、、思いのほか寝心地はよくぐっすり寝れることができた。
この作品を新人発掘コンテストに応募します!完結までは行かないですけど10月までに結構進むので投稿ペースもっと早くなると思います。10月31日までに10万文字達成できるよう応援お願いします。面白い作品になるよう出来るだけ努力をします。
(※気になったところあればコメントください、修正します。質問は大体答えます。)
(作品の解説的なのもまとめて投稿するつもりなのでそちらもお楽しみに)




