初めての町へ
町の方向は分かるがかなり遠いな…あと何日かはかかる。野宿をしながら進むしかないか。リリーが疲れていように見える今日はここまでにしよう。
「リリー、ツバキ、今日はここまでにしよう。」
「ごめんね、お兄ちゃん私のせいで」
「大丈夫だリリーもうすぐ森を抜ける、リリーはよくここまで歩いてきたな!」
「森に入るまでは馬車で来たの。運良く見つけれたらいいけど」
なるほどそうすればはやく町に着く。運良くかそれを運ではなく必然にしよう。
ツバキはカバンから食材をとりだし料理した。
ツバキの「メイドスキル」は例えば料理などメイドの仕事として行うとき道具を出すことが出来る。包丁や火などだ。しかし、調味料や食器、ガスコンロなどは出すことが出来ない。また料理やメイドの仕事以外で道具を使うことが出来ない。カバンは「メイドスキル」で創ったようだ。材料があれば創れるらしい。まだわからないこともある。まぁこれも町に行くまでの辛抱だ、町に行けばおそらく色んなものがあるだろう。俺もゼロからまだ創り出すことは出来ないから「メイドスキル」を想像(創造)しようとしがツバキにとめられてしまった。
「メイドの仕事を奪わないでください。それにご主人様の身の回りのお世話、体に入る食事まで私が全て管理するんですから……」
そのとき少し恐怖を感じた。せめてものとしてあのカバンは俺のスキル「アイテムボックス」が施してある。
リリーは不思議に思っていた。ツバキが火の魔法を使えるのかと、しかしこれはスキルによるものだとリリーに創理は教えた。詳しくは話していない…念のためだ。やはり魔法を使えることは凄いことなのだろうか。リリーはあんなに驚いていたし。
リリーは疲れていたのか食事を取ったあとすぐに寝てしまった。
「ツバキ明日には森を抜けることが出来ると思う。千里眼を使って森の外を見た感じ、外には馬車が多く通ってる。おそらく魔王との戦争が原因だろう、今は落ち着いているようだけど物資がたりないようだ。馬車の他にも盗賊や動物、モンスターもいる。魔物に似てるようだ少し違う、魔をまとっていなようだ。現状俺達は金を持っていない。リリーに聞いたところこの世界には貨幣が存在するようだ。護衛という名目で馬車に乗せてもらえないか交渉してみよう。」
「さすがご主人様。ご主人様に私はどこまでもついていきます。」
スキル「結界」
そうして創理とツバキは眠りについた。
翌朝―――
「さぁ出発しよう!もうすぐ森を抜ける」
そうして3人は歩いていきついに森を抜けた。
「こうして見るとかなりでかい森に俺達は居たんだなぁ、端が見えないぜ」
周りには何もなかたった…馬車は見当たらない、さすがに魔王領の森の近くには誰も近づかないか。しかし魔物がこの森から出る気配はないな、なぜ人間の町を襲わない?戦争をしているというのに…
「ツバキ、リリーここで少し休憩して道があるところまでもう少し歩こう。」
「ご主人様私は大丈夫です。」
「そっか、リリー俺がおんぶするよ」
リリーはまだ10才だ普通の子供より体力があるとはいえ…
「ご主人様私も疲れました!」
「よし行くぞ―」
「ご主人様〜〜」
そうして二人は歩き出した。この世界に来てから創理は体がとても強くなったようだ。




