表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/223

   9/9

「じゃあ日向、グレンは頼んだぜ。俺たちはまだ、やるべきことが残ってる」

「……まさか、このまま行くつもりじゃないだろうな」

「そりゃさすがに無理だ。行くにしても明日だよ。とにかく早い方がいいけど、兄さんたちに見つかればもう少し休んでろって数日拘束されそうだからな。だから支部には寄ってかねえ」


 怪訝な顔の勇輝に、シブキが苦笑しながらそう返した。勇輝はそれでも不服そうではあるが、相棒の言葉にも一理あるのでこれ以上の言及はしない。


 もっとも、言われた日向には二人の会話が理解できなかったようだが。


「行く、ってお前ら、どこに……」

「あー、言ってなかったっけか」


 やっちまったな、という顔をして、シブキが間延びした声を出した。それから表情を少し硬くする。


「……鳴神探偵事務所、だよ」


 海色の眼には、すっかり茜に染まった夕焼け空が映っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ