2話 ー二次被害ー
ー前回ー
「回想シーンいらねぇよ」
取り敢えず本編スタートーー☆
風呂で一通り洗い流したあと、クソパンゴリラと俺はぶち破られた窓の前(ガラスが飛んでいないところ)で質問攻めをしていた。
悪びれてはいるが敬語ではないので少しムカつく。
「で?なんで窓ぶち破ってくれてんの」
ずっと気になっていたのだ。ぶち破られたとこ2階だし。なんで2階にぶっ飛べるのか不思議で仕方がなかった。
「小型ジェットパック(不良品だったが)が完成したから少し飛んでみようと思ってな、…結局不良品だったからまた作り直しだ」
普通作り直しとなると落胆すると思ったが、この男…気持ち悪いくらいニッコニコ笑顔である。
「キモ」
「なぜだ!私に気色悪い要素などあるわけがないだろう!」
「えぇ…」
こいつ本気で言っているのか…?さっきの顔、物凄くキモかったのだが。
俺はこいつは駄目だと思い、取り敢えず名前を聞いた。
「私の名はスズという」
随分と可愛い名前だな。にんまり(し過ぎた)笑顔はキモいのに、…なんだか複雑だ。
「いやすまんな、リンが『ジェットパック試さないと片腕がぐちゃっとなるよ』と言うもので…仕方がないのだ」
「リン?」
誰だそいつ。相方かなんかなのか?
「あぁ、リンは――」
《おーーーーい!!!!どこだスズ!!!出てこないと片腕が飛ぶぞーー!!!あ!!》
ん?だれかクソパンことスズを呼んでいるような?てか片腕飛ぶって…グロ。
「こいつだ」
スズは窓の方を指差した。その瞬間―――
バキッ――☆
「は??」
え、壁が――
「あいたた…ちょっとスズ!!人様の迷惑になることはやめなさいって言ったでしょ!」
………………。
「リン、ご愁傷さま、怒られてこい」
…スズ、わかってるじゃないか。
「え?」
「君、リンって言うんだな。」
「あ、そうよ!はじめまし――」
俺ははじめましてと言っている最中にリンを抱き上げた。
「て?!?!」
俺はスズに「逃げんなよ」と圧をかけ、またもや風呂場に直行したのだった。
おまけ(短編)
【ランニング】
私はこの町のマンションの住人である浜崎りおな。
今日も今日とて健康のためにランニングをしているの!
ここは静かで広い道があるからランニングとかウォーキングに最適なのよね〜!
バリーーーーン☆
「え、なに…?!」
え、なに、強盗?!どこの家に?!というかこんな真っ昼間になんで強盗なんかーー
《掃除したばっかなんですけど!!》
え?ん、?掃除…?気になるとこそこなの?
ていうかあの家かな…?2階の窓バリバリに割れてるし…。
てか家の庭デカっ?!?!どんな金持ちなんだ…。
まぁ…取り敢えずこの家の持ち主の人、ご愁傷さまです…。
おまけ 終




