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3/3

3話 ー掃除ー

 今回は平和です

 さて、リンが風呂に入っている間は(色々なことが起こり過ぎているため)今の状況を整理しようか。


 まず俺は新居に引っ越した。それから荷解きして…いやここはいらないな。まぁまとめてしまうならば「掃除してたらクソみたいな技術開発者(笑)が来た」とでも言うのだろうか。

 …ふざけるのも大概にしてほしい。

俺は心機一転で"楽しく"掃除をしながら暮らせるんだ!…と思い込んでいたわけだが、それにしてもひどい。神様はなんていう仕打ちを…。

 なんて思いながら泣き真似をしてみた。…男がこんなことしてもな。少し羞恥心が疼いた。

 まぁ、こんなこと考えていても仕方がない。


 逃げるかもしれないリンの見張りはまぁ大丈夫だと思うので放置しよう。

 費用の問題はいいとして、取り敢えず硝子の片付けだ!!!!…硝子の破片刺さったら痛いからちょっと嫌だけど。

 よーし!!


 「がんばるぞー!!」


 あ、口に出てしまった…、恥ず…。


 そうして風呂場を離れて2階の窓の方へ戻った。


 「くそスズー」


 ………返事がこない。逃げたのか?

 そう思い2階に駆け上がると…


 「すーーーーーー…すーーーーーー…んぐっ…」


 少しばかり独特な寝いびきをかいて寝ていた。

あぁ、疲れていたんだね、毛布をかけてあげようか〜などというこいつには一番必要ない情けと優しさをかけてあげようかと一瞬思ったが速攻でやめた。


 「起きろ!!!!」


 と耳元で叫んでやった。なぜ硝子と血まみれの床の上で寝れるんだ…?

 

 「あぁ…?ん〜…」


 ……寝起き悪いタイプか。…面倒くさいな。

 んー…まぁ、先に掃除してるか。

 

 まずはやっぱり硝子の破片だな…。回収するのが大変だ。

 

 …途中でぐーすか寝ているスズの口に硝子を入れてやろうかとも思ったがしばらく悩んだ末にやめた。

 そんなことしてても硝子は片付かないので、ガシャガシャうるさかったけれども大きな硝子の破片は全部集めた。

 あとは…やっぱり…すんごい小さい破片…だ…。あぁ…やりたくない。なぜやりたくないかって?(聞いてない)

 …………………刺さったら痛いじゃん。…我ながら子供っぽい。……べつにいいじゃん!!!!

 …まぁ?取り敢えず破片集めますよ!!!!

 

 気を取り直した俺は雑巾(使い捨て)で床を拭いた。ある程度破片は取れたが、やはり目に見えないほど小さいものは取れない。掃除機でやるにも機動部分に変に突っかかったりしてもなぁ…。

 ………ん〜…あ、スライムならいけるんじゃないか。掃除同好会(今通っている倶楽部。因みに有料。)の仲間に最近は掃除用のスライムとかもあると聞いたことがある。

 最近は便利になったなぁ…。

 そうして硝子の破片は(恐らく)ほとんど全て取り終わった。


 次は血だ。血溜まりが固まっちゃってるな。洗濯物であればアルカリ性の洗剤なんだが…今回は床なので簡単に落ちるだろう。雑巾を水に濡らした程度で大丈夫そうだ。


   キュッキュッ…キュッ…


 お、結構簡単に落ちるな。


 「なぁ」


 「?!?!」


 びっくりした、…スズだ。


 「凄く笑顔だな」


 にこっと笑った。なんだか否めない笑顔だ…。

(訳:ちょっとかわいい)


 「は?」

 

 「…さっさと掃除手伝えよ」


 照れ隠しをしながらなんとか言葉が出た。ほめられる?のはあまり慣れていないのだ…やめてほしい…。


 そうしてスズと掃除を始めた。

 


 


 


あらすじのときには書いていたのですが、本編で主人公の名前を書き忘れていたのを今更気づきました…。百樹累(ももきるい)です。

 

 見てくださりありがとうございました!更新されたらまた見てくれるとうれしいです。

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