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翌日。
私は、零から逃れるのをもはや諦めて素直に一緒に学校へ行くようになっていた。
教室にたどり着き、周りの子に挨拶をしていつも通り席につく。
すると、後ろの美紀ちゃんが声をかけてきた。
「玲奈ちゃん、おはよう。
…ねぇ、あの、言っていいのかわかんないんだけど…」 といいよどむ彼女。
「おはよう、美紀ちゃん。
どうしたの?何かあった?」
すると彼女は、うん…、と少し頷いて顔をあげて
「昨日ね、玲奈ちゃんが上木君と一緒にいるの、見ちゃったんだけど…。二人ってもしかして…?」
な、なんですとっ!?
どうしてあんな場所に美紀ちゃんがいたの!?
「ちょ、ないない、そんなの!あり得ないから!」と慌てて全力で否定する。
「そうなの?でも、すごい仲良さそうにしてたけど…?」
「違う!それは誤解!
えっとね、前のオリエンテーションで好きな小説の話をしたんだけど、趣味が似てたみたいで、お互いに本の貸し借りをしてたんだ。それだけ!それだけだから!!」
「そ、そうなんだ。…よかった…。」
「え?何か言った?」
「ううん!何でもない!」と慌てて首をふる美紀ちゃん。
でも、危なかったぁ。
あんな話を信じてくれて助かったよ…。
やっぱり、私にとってあいつ(上木)は疫病神なのかな?今後はあんまり近づかないでおこう…。
……ところで、どうしてまた私は関わりたくないはずの彼女(美紀ちゃん)と話しているのだろう…?
お読みくださり、ありがとうございます(*^^*)




