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その後、私と上木は二人と無事合流して頂上へたどり着いた。


というか、めっちゃ急斜面で、ハイキングって名前は詐欺だなって思うほどだった…。


ぜーはーと肩で息をしていると、上木にはっと鼻で笑われた。

うわー、むかつくー。


睨む私を無視して、美紀ちゃんのほうへ行き、大丈夫か?と本性を隠して優しく声をかけている。

設定はイケメンだからかな?

美紀ちゃんは少し顔を赤くしていた。


うん、記憶なしだったら絶対関わりたくない人種だな、あれは。

ただのタラシじゃないの?

零が大丈夫?と私に心配そうに尋ねてくるのを聞きながら、そんなことを考えていた。






そんなこんなで下山途中。


そろそろ麓だ、というところで上木がちょいちょい、と手招きをしてくる。


疲れたねー、などと笑いあう二人をおいて、そちらへ向かうと、いきなり手をさしだされた。


?という顔をしていると、


「さっさと携帯を出せ。」と言われて反射的に渡してしまう。

すると彼はピピピ、とすごい速さで何かを入力していく。


それが終わったところで、はい、と返された。


「俺の携帯の番号、登録しといたから。

このオリエンテーションが終わったら連絡するから、詳しいことを話すぞ。

……その時に、お前の意図も聞かせてもらうからな。」


とだけ言って立ち去ってしまう。



……私の意図?

そんなの、平穏に過ごすことに決まっている!

そんなこともわからないのかな?


と心の中で呟きながら、私は皆のもとへと向かった。

お読みいただきありがとうございますm(__)m


次の更新は1週間後ぐらいになるかもしれません…

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