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二日目も特にこれといったことがないまま終わった。
しいていうならば、寝るときに同室の他の女子から零との関係を問い詰められたぐらいだ。
……すっごい必死な顔をしていて怖かった…。
ただの幼馴染みでしかない、ということでお許しをもらい解放してもらったが。
そして三日目。
イベントの日がやってきた。
私たちのクラスでハイキングを選んだのは私たちのグループだけだったようで、全体でも6グループしかいない。
それもそのはず。
ハイキングといいつつ、ほぼ登山のようなものなのだ。
わざわざ過酷な道を選ぶとは……二人はMなのか…?
まぁ、私も知らないながらに賛成してしまったから、文句は言えないのだが。
「楽しみだねっ」
とはしゃぐ美紀ちゃんと零を先頭に、面倒だなぁと思いながらも淡々と登っていく。
隣には、上木 陸。
前の二人がいなければ、確認をする絶好の機会なのだが、さすがに今は無理だ。
仕方ないので、時々思い出したかのように雑談をしたりする。
話せる機会があるとすれば…ヒロインが迷子になったときかな?
でも、頂上まではほぼ一本道なのに、迷子になんてなるのかな…?
なったらどれだけドジっ子なんだろう、彼女は。
なんて思ってたのに、本当に迷子になりやがったよ…、あの子…。
漫画の中じゃそんなイメージはなかったけれど…、本物のドジなのかな…?
なんて思いながら「美紀ちゃーん」 と叫んで探す。
まぁ、実際にはそんなにちゃんとは探してないけど。だって、零が見つけるはずだもの。
彼女を見失ったのは、休憩所。
休憩中にふらっといなくなった。
…今思うと、私たちもなんで気づかなかったんだろうね、ほんとに。
漫画の中で美紀ちゃんが見つかった部分の捜索を零にしてもらっているので、そろそろ見つけるころだろう、と頃合いを見計らって見に行ってみる。
………いや、だって、関わらないとはいっても、自分の大好きな漫画のワンシーンだよ!?
見てみたいと思うのがファンというものでしょう!という野次馬根性でそっと覗いてみる。
すると、やはり思ってた通りの場所にいた。
美紀ちゃんは足を挫いてしまったようで、零が肩を貸しているのが見える。
二人とも顔がちょっと赤いなー、照れてるのかなー、なんて思っていたら、後ろから肩をトントン、と叩かれた。
驚いてばっと振り替えると、そこにはくすくす笑う上木 陸がいた。
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