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60話

「だったらもう何も怖いものないね」

「蓮?どうしっ」



後頭部を掴まれ強く引き寄せられた。


…………キスされる…


目を閉じで蓮を受け入れる。


…………………………………………

……………………………………


ん?あれ?キスは?


そっと目を開けて確認する。


重なり合うまで5cm、蓮の視線は俺の唇。


蓮の視線が唇から目に移動してきて目が合う。


……キスしたい…蓮の唇が今すぐ欲しい……


俺は唇に視線を移し蓮の唇に自分の唇を近づけた。


クイッ……あれ…今避けられた?


もう一度蓮の唇に自分の唇を近づけてみる。


クイッ…………やっぱり避けられた。


嫌われた……俺…蓮に嫌われちゃった…


…ダメだ俺泣く……蓮から離れようとした瞬間に強く引き寄せられ蓮の唇と俺の唇が触れた。


…………俺…蓮とキスしてる……



「蓮っ」



…………チュッ…チュッ……チュピッ……………


触れるだけのキスだけじゃない。



「ごめん尚っ」



離れようとする蓮。


…チュピッ………ッ……チュピッ…



「尚っ」



………チュピッ…クチュッ……ッ…チュピッ………



俺は自分から舌を入れた。


拓哉と塁の影響か嫉妬心なのか自分でもわからない。


もう気持ちが抑えられなくなっていた。



「尚、待ってっ」

「嫌っ」

「尚っ」

「黙って」



…チュピッ………ッ……チュピッ…


足りない…全然足りない…蓮が欲しい。


俺はキスをしながら片足を反対に移動させて蓮と完全に向き合った、タオルで隠れてはいるが勃っている。



「待てって言ったのに」



蓮と見つめ合う。



「なんだよ」



蓮の視線がまた俺の唇に移動した。


…チュッ…チュッ……チュピッ…ッ……クチュッ…


キスが気持ち良すぎて何も考えられない。


背中にある蓮の手に力が入ったと同時に体が浮いた。


……チュピッ……チュッ…


キスをしながら体勢が変わって俺が下になった。



「尚……可愛すぎ」

「……蓮っ…あっ…」



首にキスをされ舌先が首に触れる。


チュピ…チュピ……クチュ……


首を攻められどんどん興奮していく俺。



「……あっ…っ……んっ…」

「気持ちいい?」



蓮が意地悪な表情で俺に質問する。



「はぁ…はぁ……そんな事聞くなよ」

「尚の口から聞きたいなぁって」

「じゃあ絶対言わない」

「ふ〜ん、じゃあやめちゃおうかな」



やめてほしくない。


もっと蓮を体で感じたい。

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