51話
「あのさぁ」
「ん?」
「あの2人って付き合ってないよね?」
付き合ってたら邪魔しかけてごめんなんだけど。
「拓哉彼女いるじゃん」
「別れたとかない?」
「それは……まぁ…」
「だろ?」
「でもそうだったら俺らに言うだろ」
「言わないでしょ!」
「言わないか」
「絶対言わないって!」
2人が戻ったら聞いてみるか?
「ってゆうかさ」
「なに?」
「この後俺らっ」
コンコンコン…
「失礼します隼人ですが」
隼人さんか……なんか嫌だな…
「はい」
蓮が返事をしてドアを開けた。
「晩御飯なんですがお部屋で食べられますか?」
「部屋で4人で食べます」
蓮が返事をする前に俺が答えた。
「あいつらの意見っ」
「この場に居なかった奴が悪い」
「また後でお伺いっ」
「部屋で食べる絶対!」
シーーーーン………
「すみません、あいつらには俺が伝えときますので部屋で食べるようにお願いします」
「わかりました」
「あいつらには尚からもちゃんと説明しろよ」
「わかってるよ」
だって部屋で食べなかったらみんなで食べるって事でしょ?って事は…….一緒なわけでしょ。
「では拓哉さんにお伝えください」
「はい」
「では失礼っあっ!蓮さんアレルギーとかっ」
「ないです、蓮も俺も塁もないです」
「わかりました、では後ほど」
バタン………
なんで蓮だけ?みなさんでよくない?わざとか?
「ふーーん、へーー、ふーーん」
「尚?どうした?」
「なんかイライラしてきた」
「……は?」
「蓮にもイライラしてきた」
「俺なんもしてないっ」
「無意識にやってんだよタコ」
「は?」
ガチャ……
「何喧嘩してんの?」
ドアから拓哉と塁が顔を出した。
「なに勝手に2人で風呂行ってんだよ」
「へ?尚ちゃんのたっ」
「黙れクソガキ」
「俺らタメな」
「あーもーピッキーン」
「尚、それは足を攣った時の表現だね、正しくはブッチーンじゃない?頭にきた、ブッチーンって」
塁に言われて冷静になる頭。
「違うだろプッチーンだろ」
拓哉が自慢げな顔をして言った。
「プッチーンはプリンだろ」
「は?プッチーンだろ」
「拓哉も塁も尚みたいな事言ってるよ」
蓮が冷静に諭す。
「やば!同レベルになるじゃん!この話は終わり!」
焦る拓哉。
…………俺ってなんなの!?




