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42話

「尚!」



寝室から蓮が呼ぶ。



「はい!」

「どうせもう寝るしこっちで見よ」

「えっ!いや大丈夫!」

「見ながら眠くなったら寝れるじゃん」



普通逆に目が覚めるモノではないのか?



「そっち消して来て」

「だからっ」

「早くしないと俺先に寝ちゃうよ」



別に寝てくれたら本見なくて済むしいいのでは?



「早く」

「はい」



ワントーン低い声で言うのはズルい。


電気を消して寝室に入る。


ベットに横になり手で頭を支えながら俺を見ている蓮。



「はい本」



ベットの上に置かれた水着?の女が表紙の本。



「やっぱり今日はっ」

「今日しか逆に見る機会ないよ?」

「個人的に見るから大丈夫かな」



何も言わずに見つめてくる。



「わかったよ見りゃいんだろ」



蓮の横に座って本を手に取る。



………………………………………………………………

…………………………………………………

……………………………



「開かないと中見れないよ?」

「知ってるわ!」



手が動かない!ってゆうか表紙すら見れない!



「緊張しすぎじゃない?」

「緊張してねぇから!」

「俺が先に見っ」

「お前は見なくていい」



蓮から本を遠ざける。



「まぁ尚の様子が変わったら俺リビング行くよ」

「……はっ!はあ!?何言っ」

「初めて見るし生理現象だから、ね?」

「ね?、じゃねーから!」



ってか女の裸を見て俺は興奮するんだろうか?


逆に興奮した方がいいのか?



「どうぞ」



本に目を向ける。


表紙の女は水着ではなくたぶん下着?だった。



「そんなに表紙見て尚のタイプ?」

「違う」



表紙をめくる。


胸を曝け出した女の写真。


ページをめくっても裸の女。



「こんなもん?ずっとこんな感じ?」

「そうだね」

「なぁーんだ、全然楽しくないね」

「まぁテクニックとか書いてあったり漫画があったりするから最後まで見てみたら?」

「そうだね」



何ページめくっても体が反応する事はない。


女の体に興味が無さすぎて全然その気にならない。



「なんか字多いの読む気になんないから漫画だけ見たらもう見るのやめるよ」

「俺眠くなってきた」

「俺が見終わるまで寝るなよ」

「がんばりまーす」



とりあえずダッシュで漫画を読む事にした。


なっなんだコレ!写真なんかよりかなり過激じゃない?途中から具体的にそのシーンが描いてある。



「かっかなり大胆な漫画だな」



蓮の返事はない。


マジで先に寝やがった!


でも逆に寝てくれたから気にせず漫画を読める。


漫画の内容はマンネリカップルがいろいろ試してマンネリを解消するらしくコスプレやら道具を使って行為を繰り返している。


縛られた男を攻める女。


男が服の上から体を触られて興奮している。


蓮にもし同じ事をしたら興奮してくれるんだろうか。


そんな事を考えたら漫画の男に蓮を重ねてしまう。


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