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43話

服の上から胸を触られ顔を赤らめる蓮。


女がどうしてほしいかと蓮に問う。


直接触ってほしいとお願いする蓮。



「ん〜…んぅ〜ん」



蓮の寝息で現実に引き戻される。



「危な」



変に妄想して少し興奮している俺。


本をサイドテーブルに置いてライトを消す。


やっぱり蓮じゃないと興奮しないんだな……俺は。


横で寝る蓮の顔を見るとさっきの妄想を思い出す。



「先に寝るなって言ったのに…バーカ」



寝ている蓮の頬を少しだけ指で押して見る。



「爆睡じゃん」



となればやってみたい事がある。


蓮が起きないように体に手を忍ばせていく。


なんか、かなりドキドキするんですが!


たぶんその先が胸の先端だろう場所まで忍ばせる事ができた、ただ起きないか心配で手を進める事ができない。



「お仕置きだから」



自分に言い聞かせて覚悟を決める。


少しだけ手を動かすと人差し指に先端が触れた。


確か女はカリカリ爪でしてたよな?でもカリカリしたところで絶対気持ちいいわけないよな?でもカリカリって漫画には描いてあったしな?


よくわからないまま少しだけ爪でカリカリしてみる。



「んー…」



反応はあったが思っていたのと違う。


力が弱すぎたのかな?それとも時間が短かったのかな?もっとカリカリしたらいいのかな?


とりあえず再挑戦してみる事にした。



「さっきより長く、少し強めに」

「………んっ…」



蓮が顔を歪めて少し反応した。


それと同時に俺の体も反応してしまった。



「これはダメだ寝よ」



バレないように手を引き抜き蓮に背を向けた。



「本なんか見るんじゃなかった」



変に知識が入ると実践してみたくなる。


もう2度と本なんか見ないしDVDも見ないと決めた。


朝になり朝食の準備をする。


ガチャ……



「おはよう尚」

「おはよう」

「ごめん昨日いつも間にか寝てた」

「大丈夫俺もごめん」

「ん?なにが?」

「朝飯できるし顔洗ってきな」

「はーい」



ちょっと襲ったとは言えない。


朝食を食べお泊まりセットを持って拓哉との待ち合わせ場所に蓮と向かう。



「そう言えばDVD拓哉に返すの?」

「返すよ」

「見なくてよかったの?」

「全然大丈夫」



そんなの見たら絶対に襲ってしまうと思う。



「本どうだった?」

「俺も全然だった」

「ね?俺が興奮しなかったって言ったの信じた?」

「まぁ」



俺は蓮が好きだから興奮しなかったけどお前が興奮しなかった理由が俺にはわかりません。



「お待たせ」



少し遅れて拓哉が来た。



「拓哉が来たからあとは塁が合流したらっ」

「あっ」



拓哉が険しい顔になる。



「なに?」

「忘れた」

「ん?忘れた?」

「塁に待ち合わせの連絡するの」

「………はあ!?」



拓哉は時々おバカさんな男の子なんです。

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