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47話

別小説も書き始めてますのでよろしければどうぞ。

何とか0時前までに書けましたw

あとPV1万1千超えてました・・・なんか最近早くない?って思うんですが・・・

ブックマークと評価が増えませんorz

〇アードラ視点


観察をするうちにアストが学園でこっそり女の子と話をしているのに気が付いた。

決まった曜日に必ず行く場所があり、しかも変装魔術を使用している。

とシルヴィア様はかなり不機嫌に言う。


「む。しかし、あの女子は何者じゃ?」


「私の知る限りですが、アストに女の子の知り合いは居なかったですけどね?

 学園で知り合いになったとかじゃないんですか?」


友達くらい出来て居るだろうしね。

まぁ彼女ができるかは疑問だけれども。何せ修行バカだしね。


「そういう感じではないのう。どちらかと言えば秘密の逢瀬のような感じじゃ」


「何者か知りたいのでしたら、付けてみては?」


そう、黒鳥使ってのぞき見すればいいのでは?と思う。

それで何者かわかってもまぁ別どうとでもと。


「む。なるほど、一理ある。ではいってくるかの」


そう言うと、すぐにベッドに横になり黒鳥を窓から飛ばしていく。

まだ朝が早く学園の授業が始まる前にして待機しているつもりなのだろう。

やけに行動が早いし、迷いがない。

これってひょっとして・・・嫉妬なのかなぁ。

数日観察して何か思う所があったのかも?



〇シルヴィア視点


朝の青空の中を優雅に飛び回る1羽の黒鳥となっている。

最初は羽を動かすのにも苦労したがまぁ今となってはお手の物だ。


ーさて、まずは正門にでも向かうかのう。


大きな正門は閉ざされていて、時折やってくる馬車が止まり、そこから人が下りてくる。

どうも従者を連れていたりして身分が高い者等が多いようだ。

見下ろしながら翼を休めるために門の上に降り立つ。


ーちと休憩じゃ。しかしここから見る分には高位貴族の奴らか、教師だけのようじゃのう。

 じゃがアストの小童は下位貴族じゃとアードラが言うておったな。

 この辺りは無視しても良いか・・・。


と考えていると、護衛を引き連れた豪奢な馬車が1台止まり、そこから一人の女の子が下りてくるのが見えた。

金色のストレートの髪を靡かせて優雅に護衛の手を取り下りてくる。


ーむ。この金色の髪はひょっとするのか?

 アストの小童がこっそり逢っている小娘も金色の髪じゃったし。

 直接、逢わない所を見ると身分差があると思えるのう。

 小奴にあたりをつけてみるとするかのう。


正門からは一人で学園内を歩いて行くようでそのまま見送る。

ある程度進むと見えやすい位置を確保して高所からの観察をする。

が、やはりアストとは別の教室でありまったく接点が見えない。

どうも国賓レベルの扱いを受けているらしく、周りがへりくだっているのが分かった。


ー声が聞こえぬのが口惜しいのう。

 何を言うておるのかさっぱりじゃ。


昼食時になると学生たちの大半が食堂へと向かっていく。

その中にも例の少女が居た。白磁のような白い見た目と緑と金色の瞳と珍しく人目を引く。


ーなんとまぁ。周りの取り巻きの数が多い事じゃ。

 じゃがしかし、本当に別格の品格を持っておるのう。

 まぁ、われ程ではないがな。


そして目を離すことなく、その少女を追うと食堂の片隅の窓際の壁を背にして本を開いた。

その場所は睨んだ通り、アストとの密会の場所で間違いない。


ーむ。これはひょっとして・・・


そこに、食堂の外、窓の下に一人の少年が現れる。

そして何やら互いにこっそり盗み見していたりしながら話をしているのが伺えた。


ーなんじゃろうなぁ。小童の甘酸っぱい何かを見せられておる。

 が、しかしそれとは別にいら立つのはなんでじゃろうなぁ?

 いっその事二人まとめて殺してしまうか?

 

と考えていたら視界がぶれて使い魔との繋がりが途絶えた。






「ーーーーきてーーーー! 起きてください!シルヴィア様!」


意識が急速に戻ってくると同時にアードラの顔と赤い髪が目の前に現れる。

一体何事なのかと思う程に焦った表情をしている。


「む。そんなに慌ててどうしたのじゃ・・・」


「どうしたのじゃじゃありませんよ!どす黒い魔力垂れ流して

 危うくここら一体吹き飛ばしそうだったんですからね?」


まさか、われがそんな事を?

感情によって魔力がある程度の影響を受ける。

その為、強大な力を持つ者は心を平穏に保つ術を持って生活している。

簡単に言えば指先で巨石を破壊できる人が癇癪起こして手を振り回したら、

辺りが壊滅するようなものなので滅多な事では怒らないみたいな感じだ。

こればっかりは長年の事故とかでの経験から学ぶものである。


「む。すまぬな。

 肉体から解き放たれてしまった精神が高ぶりを見せたと言った所じゃな

 少しばかり気を付けねばならんようじゃ」


久ぶりの自由な世界を満喫しすぎたのかもしれん。

わざわざこの子供の肉体になる事で力を押さえつけているのだ。

気を抜くとさすがにまずいのぉ。


「何があったのか分かりませんが・・・気を付けてくださいね?

 こっちも死ぬ思いしてるんですからね?」


そういうと、昼食がまだなので一緒にと言ってくれる。

本当は恐怖したのだと思うのじゃが今はその言葉に甘えるとしよう。

評価、ブックマークありがとうございます。

まだの方は私のモチベーションが上がりますのでよろしければお願いします。

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