閑話6
別の話をちょっと考え中・・・出来たらアップします。
まったく別のお話になる予定。
アストは身体強化は使わずに逃げる!逃げる!逃げる!
校舎から外にでると町中へと一気に逃げていく。
「はぁ、はぁはぁ、なんでこんな事になってるんだ!」
懸命に走りながら考えるがどうしようもない。
しつこい程の視線を感じている。
見られているのに強化など使って一気に振り切ろうものなら、
誤魔化していたこの1年の期間が無駄になる。
しかし、数が尋常じゃない。
皆が白い仮面を付けた怪しい集団だ。
「超常のヒモーテ」という集団らしい。
噂でしか聞いたことがなかったが・・・実在したのか。
そいつらは普通に身体強化の魔法を使って追ってくる。
そうコイツらは訓練された「ヒモーテ」だ。
絶対、あいつだ。マサの仕業だ。
どんだけ変なコネクションを持っているのか知らないが、
今回のは別格だった。
追いすがる白仮面に肩を掴まれそうになるのを辛うじて躱す。
「ひいぃぃぃ!」
相手は身体強化を使っているらしいがすでに限界なのか息が荒い。
さらに白い仮面の向こうではぁはぁと荒げる息遣いを真横で聞いてしまう。
二人目が居たのだ!「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
逃げ出そうとする僕の腰にタックルをして来た白仮面が「つかまえたぁ~~~!」と叫ぶ・
僕はその白仮面を振りほどこうとするも数人がさらにやって来て押さえこまれた。
「だ、誰かたすけ・・・むぐぅ」
そして助けを呼ぼうとする僕の口はあっさりと口をふさがれた。
すぐさまに目隠しをされて両手、両足を縛られてしまう。
麻袋らしきものに入れられてむさ苦しい男たちの息遣いを聞きながら
どこかへ連れ去られる最中に気を失うのだった。
バシャァァン。
「ん。うんんん」
水を頭からかけられて目が覚める。
目隠しと猿ぐつわはつけられていないが椅子にロープで拘束されている。
そして何故か上半身が裸である・・・・どういうことだ。
「ここは・・・」
辺りを見回すと薄暗い大き目の部屋のようで牢獄等ではなく、
どこかの屋敷の一室のようだ。
窓には暗幕が張って在り外の光がわずかに漏れているだけだ。
それ以外の明かりはロウソクの明かりのみだったため部屋が薄暗い。
そして、何人いるのか分からない程の数の少なくとも30人はいる白仮面。
全員が同じ仮面をしている・・・どこで売っているのだろうか。
「ここはヒモーテのアジトだ」
まるで盗賊団のように言うリーダー各の男。
「まさか・・・実在して・・・いたのか?」
「知らないのも無理はない。ワレワレは代々続く秘密の集団だからだ」
「そう、そして裏切り者に『死』を与えているのだ」
「神聖なる学び屋でイチャつく行為をしているとは言語同断!」
「「「「「言語同断」」」」」
「そんな、うらやま・・・じゃないけしからんやつには制裁が必要だ!」
「「「「「必要だ!」」」」」
何を言っているのか分からないがどうやら彼らの逆鱗に触れているらしい。
「罪状を言い渡す!」
何故か裁判でも始まるかのようにいうリーダー各。
「貴様は!神聖な学び舎で!女子とイチャイチャしていた罪で『死』を与える!」
「ちょ。ちょっと待ってください!僕はそんな事していません!」
「なんだと!どいうことだ!?」
即否定したので動揺したのかリーダー格が何やらこそこそ相談をはじめた。
ーちょ、お前情報と違うじゃないか!
ー週2回の昼休みコソコソ消えるんですよぉ間違いありません!
ーあ、それに妙に嬉しそうにしているのも見ましたよオレ!
ーだよな、顔はゆるみ切ってたけど何故か尾行中に見失うんだよ
ーあれだ、マリベールさんにお願いして吐かせるとか?
ーちょ、お前マジか?アレ死ぬって。
ーそれ、やってなくてもゲロッちゃうヤツじゃないか
聞き覚えのある声も交じって
いろいろと相談しているが・・・どうも僕の命の危機らしい。
「えっと、やってないって事で解放してもらえませんかね?
この事は誰にも言わないので・・・」
「いや、そう言う事は心配していない・・・
週2回程お昼休みにどこかに消えてイチャイチャしているとタレコミがあった
そして調べたが・・・結果不明だったのでこうやって拘束し尋問させてもらう」
「ただ。ほんと!マジで!正直に吐いてしまう事をお勧めする!」
そう言うと中央が開かれてムキムキの体に胸毛がもっさりのおっさんが眼だけの
仮面キャッツアイを付けて登場する。
嫌な予感がする・・・・。ゴクリ。
正直に言えば全力を出して逃げてしまいたい。
しかしムキムキの彼にそんな隙が見当たらないのだ。
相当にレベルが高いと思われる。
そのまま僕の前までクネクネと近づいてくると彼は胸毛を顔に押し付けてきた。
「よばれたわ~ん。よろしくねぇん。ぼうやぁ?」
「きゃぁぁぁ!!!!きもちわるいぃぃぃ!!!」
叫ばずにはいられない。
「マ、マリベールさん。まだですから。落ち着いてください」
「あらん、ごめんねぇん。カワユイボーイだったから思わずね?」
バチコンとウインクする。
すでに白仮面の何人かが部屋を飛び出して吐いていた。
こういう意味の吐くだったのか・・・
いや、違うだろう?
「では、尋問を開始する!」
気を取り直し尋問する事にしたようで変態も僕から少しだけ離れてくれた。
「まずは、週2回。隠れ潜んでいるのは女に会うためか?イエスかノーで答えろ」
「ノ、ノーです」
「マリベールさん、お願いします!」
マリーベルは段々と僕に近づいてくる・・・
「ひひぃぃっぃぃぃ!」叫び逃げようとするが拘束されているため逃げられない。
そのまま、マリベールはむき出しの僕の乳首をペロリと舐めた。「ぐふぅ」
「ふふふ、これは『嘘』の味ね!」
「貴様、嘘をついたのか!やっぱり女目当てだったのか!」
「ちょっなんでわかるの!そんな舐めただけで!」
「マリベールさんはなぁ!舐めた相手の『嘘』を見抜くんだ!
だから言っただろうがッ正直言えって!
見てるこっちも気持ち悪くなるんだよ!」
「だったら、こんな事やめたらいいじゃないか!」
もっともな意見だと思うんだが相手には通じない。
そして何故乳首を舐めてくるのか・・・、ヤメテホシイ。
「バカヤロウ!それでも、それでも漢には!やらなきゃならねぇ事があるんだよ!」
「「「「さすが!リーダー!!」」」」
どうしてこうなった。
「さて、次の質問だ。
貴様が女と逢っていたのは間違いない。
あーーーーー、間違いなーーーい!
それはそれでうらや・・じゃない、問題ではあるが!
イチャイチャしていたかどうかだ!
ちゅっちゅしていたかどうかだ!」
「してないから!そんな事してない!」
マリーベルがまたも僕のむき出しの乳首をペロリする。「ぐはぁ」
剣で切られるよりも・・・痛い。・・・心が。
頷き「嘘じゃないわねぇ」とマリーベルが言う。
「な、ではいっいったいコソコソ隠れて何を・・・・
ま、まさか・・・え、えっちなことじゃないだろうなぁぁ!!」
「そんな事するわけじゃないですかぁぁぁ!
学園ですよぉぉ!?
頭おかしい事を言ってるってわかってますかぁぁ??」
今年13歳になったばかりの僕はまだ成人していない。
成人であり結婚できるようになる15歳まではそう言う事はしてはいけない。
そう習っている。
この学園は成人教育とかいってそう言う事を教えていた。
「ふぅぅぅぅ!そうだぁ!そうだなぁ!キサマはマジメなんだよなぁ?!
だがしかし!去年そういうやつが出て退学になったのも事実だと言っておく!
もちろん制裁したがなぁぁぁ!」
親指で首を?き切ろそのまま下へと向けた。
斬首のち地獄だろうか・・・。
この集団にマリベールが居る事でもう手に負えない状態である。
「わ、分かりました。正直に話します」
「そう、それで良い・・・では」
「逢っているのは女で間違いないな?」
「はい」
「イチャイチャな展開は無いと?」
「はい、ありません」
「ウキウキをウォッチングされていたが?」
「普段聞けない話をするのが楽しかったからです」
「そんな話をするだけなのに隠す必要があるのか?」
「あります」
「何のために隠す」
「相手に悪評が流れてはまずいからです」
「何人かのグループで話せば逢瀬や密会などと勘ぐられず問題ないだろう?」
「無理です。内容が機密事項だからです」
「「「しんじられるかぁ~!!」」」
正直に話したのに!
「リーダー!ここは洗濯バサミ刑ですよ!」
「いや!ロウソクアツアツ刑だろう!」
「マリベールさんのホリホリ刑が良いのでは!」
「「「「それやったら犯罪だから!!」」」」
そうして僕は洗濯バサミをむき出しの乳首につけられたまま、
ロウを体に垂らされ、マリベールさんに後ろから掴まれ、
耳元で「だいじょうぶよぉん。優しくしてあげるからぁん」と言われて気を失った。
気が付くと寮のベッドにパンツ一枚で寝ていた。
制服は綺麗に折りたたまれて床に置いてあった。
あの事は二度と思い出したくない出来事になってしまった。
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モチベーションアップやら更新速度が上がるスキルがつくかもしれませんw




