表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
58/72

発動 ドリル撲滅作戦①

次の日ジーク様と一緒に学園に登校した。

教室の中にはまるで私を待っていた様に、アイリス辺境伯令嬢がいた。

婚約のお話はお断りしたけど、どこか気まずい。


「ごめんなさい、アイリスさん」

「え、何が?」

「王子との一件は、まだ聞いてませんか?」

「聞きました、胡蝶蘭をお送りしようか迷ってましたの、

政略結婚でしたから、なんーーーの未練もございません」


ま、まあそれなら安心、王子はお可哀想ですが......


「女にフラレた相手に胡蝶蘭はやり過ぎだ」

「あら王子様、おはようございます」


「おはよう、アイリス嬢、今回の件は申し訳無かった」

「いいえ、お気になさらず、お互いに想い合ってなどいなかったのですから」

「そうか、だが辺境伯の顔を潰したのは事実だからな、直接詫びにいくよ」

「お気になさらないで下さい、貴方もこれ以上ガサツな女に関わりたくないでしょ」

「いや、ガサツだとも関わりたく無いとも思っていないぞ、

俺は気に入らない人間をいつも側に置くほど酔狂じゃない」


「その割にはいつもご令嬢を侍らせていたじゃないですか」

「仕方がないだろう、王族とはいえ高位貴族の令嬢を邪険には出来ない、

それにいつも側にいる事を許したのは、アイリスだけだろう」

「どうですかね、お胸が大きいご令嬢の時は、

少しばかり対応が違ってた様に思えるのですが」

「うっ、それは、あれだ、きっと勘違いだ」

「ふん、私だって形は良いんです!」

「.......是非とも一度拝ませて欲しいものだ」

「見せる訳無いじゃないですか」

「そうか、そうだったな、そう言う話をしてたのだな、

嫌そもそもそう言う話だったか?」


「ジーク様」

「なんだいリーナ」


眩しい、私の婚約者様の笑顔が眩しい。

目が、目がぁ~


「いえもしかしてですが、結構あのお二人仲が良いのですか?」

「ああ、王子も言ってる通りに、常に側にいて良いといった令嬢は、

アイリスさんだけだからね。

私も良くは知らないけど、あのマーガレット嬢と出会ってから、

少しづつ疎遠になったらしい」


なるほど、小説の強制ルートにハマったのね。

白豚の私がルートから抜け出したように、

ドリルを無くせば開放されそうね、ここは一肌脱ぎますか。


一時間目の授業は、この国に関連する国の最新の情報を学ぶ授業だった。

我が国の王城炎上事件ものっているので、

結構最新の情勢がのっているみたい。

あと皆、私を見ないで燃やしたのは、私じゃ無くてママンよ。


授業の合間にピンクちゃんが私のところに来た。

ジーク様が追い払おうとしてくれたけど、

話ぐらいはきいてあげますとジーク様に言った。


だけど王族より後に登校ってどうなんだろう。

家の事情なら仕方がないけど、髪形気合入ってるしなー


「この泥棒猫!!」


え、公爵令嬢に対して第一声がそれですか?

お魚くわえちゃいますよ、あとジーク様がこわひ、殿中でござる。


「えっと、何のお話ですか?」

「ジーク様と婚約したんですって、

こんなの小説には無かったのに、どんな手使ったのよ。

もしかして貴方も転生者でズルしたの?」


確かに転生者だけどズルはしてないかな。

そもそも元ネタ知らないし。


「何をおっしゃっているのか分からないのですが」

「トボケないでよ、後私を迷宮ナンチャラクラブに入れなさいよ」


あのせめて、クラブ名ぐらい覚えてから言って欲しいのですけど。

迷宮お料理探険クラブ、、、よね確か。


「お料理部門は人数制限ありませんが、

探険クラブは五人単位でしか受け付けてなくて、

それに部長は、アイリスさんですし」


実際は、エレオーレさんやアンドレさんを加えればいけるのですけど、

絶対にエレオーレさんが嫌がるタイプだし、

アイリスさんにスルーパスしよう。


「何よ、平民だからって差別化するの?」

「あの~、もし良ければ、私とヘーゲルはお料理クラブだけで良いですけど」


裏切ったわね、マリー。

ヘーゲルさんに変な虫がつかない様にきりすてたわね。

その微笑みうさんくさいわよ。


「良いですわ、入部を許可します」

アイリスさんの決定でピンクちゃんの入部が決まった。

「なら一人枠が空くだろう、俺も入れてくれ」


王子の入部も決まった、急がないと。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ