混浴露天風呂連続殺人未遂事件 聖女入浴 動くなポロリと逝くよ
私達は、湖へのピクニックの後に三日ほど討伐をおこない
次の日に露天風呂で英気を癒す事にした。
何か遊んでる比率が多い様な気もするが
ダイエットがてらの討伐だったし、まあいいかと思い開き直った。
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風呂唄
作詞 リーナ
作曲 大人の事情
効能 美肌の 方がいい
季節は 今頃 ちょうど良い
温泉ぬるめな 方がいい
あんまり熱いと はいれなーい♫
湯上がり飲みたい
フルーツ牛乳
噂に聞くけど 見かけない
涙がぽろりと こぼれたーらー
脱水症状 のぼせちゃう♫
と言うわけで私はどっかで聞いた昔の歌の様な違う様な歌を口ずさみながら
近くの混浴温泉にゆっくり浸かっていた。
この時期はまだお客もそんなにいないからと
ハインデルク家の計らいで近くの混浴温泉を私達のために貸切にしてくれたのだ。
ごめんなさい、例え需要が無くても公爵家令嬢ですものね
本当に気を遣って頂いて申し訳ありません。
控えめ言っても最高です。
転生前は平日に行っても芋洗?って感じでした。
露天風呂貸切なんて本当に嬉しいです。
ジーク様達は気を遣ってくれて女性陣に先に入るように言ってくれたけど
サクラさんは、念の為に外で見張っててくれると言って聞かなかった。
確かにパンさん以外は、皆紳士だけど
パンさんは、面白がって覗きに来そうだからなー
乙女の入浴を面白がって覗くのもどうよって感じだけど
微妙な空気になるのもあれだし、サクラさんが入っている時は私が見張っていよう。
なんか私より先に気配で気づきそうだけど。
その頃混浴露天温泉の脱衣場の前では
まるで戦場のように張り詰めた空気が漂っていた。
・・・動けばやられる。
サクラは刀身を鞘に収め、腰だめに構えていつでも抜刀できる体制で
静かに目の前の三人を見据えていた。
そこはもうサクラの攻撃領域で、まるでサクラを中心に
光の領域が可視できる様であった。
「・・・あのサクラさん、流石に公爵家嫡男の私と聖職業のエドは
ここまで警戒しなくても平気だと思うんだけど・・・」
「はい、勿論ジーク様とエド様はケほども疑っておりません。
ですがそこの不埒者を見張るのに、
ジーク様は全くこれっポチもリーナ様に興味がない様でしたので放置しましたと
リーナ様にご説明してよろしいのですか?
ジーク様が望まれるのでしたら、流石に私も従いますが
本当にそうお伝えしても?」
「いや、確かにそうだね、私の友人のパンを見張って貰っているのに
私がふらふらと出歩くのも無責任だね。
私もここでパンを見張るよ」
「・・・ねえ二人とも良いかな。
本人のおいらの前で話をする内容じゃないよね?
そもそもおいらこそ、リーナちゃんと種族も違うし疑われるのは心外なんだけど・・・」
「シャーラップ、指一本動かさないで下さい。
この斬鉄剣、我が家に伝わる他の剣に比べれば流石に見劣りしますが
兜割のスキルも使わずとも、ある程度の腕の者がこの刀を振えば、
鉄をも切り裂くと言う一品、今自分の体についている物が
いつまでも付いているとはかぎりませんよ!」
「ねぇジーク、今ついているものって、首から上かな?
腰から下かな?」
(なあパンよ、昔馴染みとは言え、そろそろ縁を切らせて貰って良いかな?
首から上であろうが、腰から下であろうが致命傷だよ。
銀狼騎士の俺ですら数えるほど位しか味わった事がない様な殺気を
何故自分の領内のしかも露天風呂の脱衣場前で味合わないといけないんだ・・・)
ジークは指一本動かせない緊張の中現実を逃避する事にした。




