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第155話 皆が何処かで見たドラマのような惨事(9)
北校舎に落下しているヘリコプターへと搭乗していた人たちには大変に申し訳ないとは思うけれど。
グランド! 校庭! にいるみんなはミチの放送を聞き、南校舎へと向かって、《《粋なアイツ》》の名を呼び。
「──こちらこそ!」
「──ありがとう!」
「サンキュウな、ミチ!」
「俺は!」
「俺たちは!」
「儂は!」
「僕も!」
「ミチ! お前のことは決して忘れない!」
「忘れないよー!」
「絶対に忘れないからなー!」
「アーシも!」
「私も!」
「うちもねー!」
「──大島君のことは絶対に忘れない!」
「──絶対に忘れないからー!」
「──ありがとう、ミチ!」
「──愛しているよ、ミチー!」
と、最後は芽衣かな? 「あいつ相変わらずノリが良いな」と。
ミチが上空で浮かんだままケラケラと僕に笑いながら告げてきたから。
「そうだね」と、僕もミチのことを見上げるように見詰め、穏やかに微笑みながら告げ。
「──案外、冗談ではなく本気かもよ、ミチ。ヤーイーの奴は……」
僕はミチのことを揶揄するように笑いながら告げた。
「よせやい!」
(お願い)
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