5ヒ[日・火]・カ[日・火]
「向日葵の君」というのは勿論本名では無く、今回の私の中での呼び名である。
向日葵の日[ヒ]という言葉は面白い。日にちの数え方の中で二日、三日というようにカという言い方がある。他方で日にち、曜日というようにヒという言い方がある。
カという言い方の場合、例えば近い言い方にカゲ[影]がある。カゲは今の言葉だと日が照らした後の地面に延びる黒い影を指すことが多いけれども、人影のように「姿」の意味を表すこともある。古い時代だとユウカゲ[夕影]という言葉があり、そのカゲは夕方に指す光、つまり今の夕日を指す言葉だと解されている。そういえば光を反射するものはカガミ[鏡]であり、光を発することをカガヤク[輝]と言う。太陽から私の手に光が落ちてくる。その光は私の手を私の明るいカゲ[影]と暗いカゲ[影]に分けてしまう。明るいカゲを動かすと暗いカゲも動く。それらは動きを共有しながら、次元としても実は共通している。実体の手は何かに触ることが出来る。しかし手の映像(明るいカゲ)は暗いカゲと同じように物事に触れることは出来ない。ぞれでも人の視点を中心に考えると、明るいカゲと暗いカゲとは与える印象が異なる。ともあれ何事かを明るい部分と暗い部分とに分割する働きがあるのがカゲ[影]であり、二日、三日のような熟語に残るカ[日]なのだろうか。
それに対して、ヒ[日]とは何か。やはりヒカリ[光]か。(日を表すのにカ行とハ行の言葉があるように、火を表すのに火曜日のカ[火](カ行)と言ったりヒ[火](ハ行)と言ったりする。このカ[火]はもしかすると漢語なのかもしれない。)もしかするとヒカリ[光]のヒに近いのはヒイデル[秀]のヒなのかもしれない。あるいはホコ[矛]の先がなまめかしい光を放つような、棒の先が燃えて火を抱くように光るような、そんな有り様を連想すればよいのかもしれない。
しかし私がここでその人のことを「向日葵の君」と呼んでいる理由はヒ[日]ともヒカリ[光]とも直接は関わらず、単にその人がバスケットボールの選手だったからなのである。
ほら、バスケットボールの表面と向日葵の種を持つ部分とは似てるでしょ?(時間を返してと言われそうな気がする)
次回は11/5に更新できればと思います。




