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096⚫️壁を砕く拳

アキラ!こらあ!

ちょっと、気をつけてよ!

わたしたち、並のパワーじゃないんだから!

酔っ払ってなんで分室に来て寝ちゃったのよ?!

壁!壁に大きな穴!

あなたでしょ!

この部屋だけは、うちっぱなしのコンクリートなんだから。

それに大穴あけるって、わたしとココアちゃんをのぞいたら、だれよ!


えっ、よくおぼえてない、ですって?

あなたねえ、いくら新月期で酔えるからって、だめじゃない!

ジンもいっしょだったような気がする?

ちょ、ちょっと、ジンがおもてであなたと飲んだの?

めずらしい!自分の家でしか飲まない人なのに・・。

まって!じゃあ、なんでわたしを呼んでくれなかったのよ!

冷たいんじゃない?!

男同士でないと話せないこともある?

この〜!いかがわしいぞお!

もう、怒った!

わたしの10万馬力のパンチで、二日酔いを冷ましてあげる!

・・・で、アキラ・・・新月期にコンクリ砕いて、手はだいじょうぶなの?


「おはようございます・・・すいません、ちょっと二日酔いみたいで・・・。」

ジンのヨロヨロとした登場である。

めずらしい。


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