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035⚫️誘導
「うまくいっているか。」
「はい。’星幽結晶’を保持したまま、予定地点へ誘導できつつあります。」
「本来なら我らの手で実行するところだったが・・・やむを得まい。この時代でも、どれほど富を掌中に収めていようと、伝説に迫るには困難が付きまとう。」
「海賊で試す手間が省けた、とも言えます。」
「ふむ。伝説の’巨竜’が意味するもの・・・それも明らかになるはずだ。」
「古代文明ボレ・レベリのテクノロジー。その秘密が解き明かされる瞬間、楽しみです。」
「追跡チームに抜かりはないのだな。」
「はい。公権力が動く前に回収いたします。」
デスクから立ち上がり、窓外の恒星団を見る男。
グラスの深紅の液体を口に含むと、ゆっくりと口角を上げた。




