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015⚫️実は大活躍をしていた両親

ヤマトとヒロは、今日も店を開けている。


薫り高いコーヒー。トマトをはじめとした、さまざまな野菜ジュース。

イチゴのショートケーキ。

客は多い。


「マスター。気を付けないと。さっき指、切ったんだろ?」

「カズさん、ありがとう。大丈夫。オレ、怪我してもすぐ治る体質なんだ。」

「ほぉー。便利じゃなあ。それなら、もう一皿頼むよ。」

「まだ食べるの?歳、考えた方がいいんじゃない?」

「で、イチカちゃんは就職したのか?」


そうである。

ヤマトがかつて務めた部署に、イチカは在籍している。


彼女は知らない。

ヤマトとヒロが、宇宙の数々の危機を解決してきたことを。


そして今、イチカは母ゆずりの頭脳と、父ゆずりの不死身の体で、

静かに頭角を現し始めている。

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