9/74
014●パパあ?
「ふう、仕留めたか。逃げ上手のダンと、こっちの女は警官か?ふん、熱線でイチコロだ。」
何人もの男たちが、
倒れたふたりに近づく。
「兄貴、これじゃないか?こいつが抱えた、このケース!」
「おう。多分そうだろ。開けてみろ。」
「・・・だめだ。ロックがかかってやがる。しかも、重い。壊していいか?」
「なんか、ヤバいもんが入ってるらしい・・・だいじょうぶかな。」
次の瞬間、
話し込んでいた5人に、
キックとパンチが叩き込まれた。
「な〜んだ。全然、歯ごたえがないなあ。」
「イチカ・・・。 お前、服・・・ 穴、空いてるけど・・・ 平気か?」
「そういうダンだって、同じじゃない。 あなた・・・ ニンジャ?」
「ちがうぅ!これは先祖代々、時々現れる遺伝子の結果でだなあ・・・。」
「ふ〜ん。それじゃあ、パパと一緒だね。」
「パパあ?」




