表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/11

遭遇

土星の衛星エンケラドゥス。厚さ二十キロの氷層の下、漆黒の海で探査機が「何か」に触れた。カメラが捉えたのは、この衛星に無数にある岩礁ではなく、幾何学的な模様が刻まれた巨大な銀の卵だった。


私が遠隔操作で探査機のマニピュレーターを伸ばすと、卵の表面が波打ち、こちらの動きに呼応するかのように揺らめいた。それは数億年の沈黙を破り、外の世界との対話を求めているようだった。


「こちら探査船。応答を……」


通信を試みた瞬間、私の脳内に直接、地球上のどの言語でもない「温かなハミング」が響き渡った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ