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幸福指数

「幸福指数」が義務化されて三世紀。市民の網膜には常に、現在の多幸感が数値として投影されている。


労働に追われるエイジの数値は12。平均を大きく下回る「不適合者」の警告が赤く点滅していた。このままでは強制再教育プログラム行きだ。彼は震える手で、闇市場で手に入れた違法パッチを首筋に貼った。


脳内に強烈な電気信号が走り、視界が黄金色に染まる。数値は一気に98まで跳ね上がった。意味もなく涙が溢れ、幸福という名の電気的な痺れが全身を支配する。エイジは満面の笑みで、動かなくなった隣人の死体を片付け始めた。

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