『2014年~2016年/混沌編』
中期に差し掛かったロボットアニメ2010年代。
まずはリストから。
《2014年》
[冬期1月~]
ノブナガ・ザ・フール(TV)
バディ・コンプレックス(TV)
ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル(TV)
スペース☆ダンディ(TV)
エクスメイデン(WEB)
[春期4月~]
M3 ソノ黒キ鋼(TV)
キャプテン・アース(TV)
健全ロボ ダイミダラー(TV)
シドニアの騎士(TV)
テンカイナイト (TV)
風雲維新ダイ☆ショーグン(TV)
ブレイク ブレイド(TV)
[夏期7月~]
アルドノア・ゼロ(TV)
白銀の意思 アルジェヴォルン(TV)
バディ・コンプレックス 完結編 あの空に還る未来で(TV)
[秋期10月~]
ガンダム Gのレコンギスタ(TV)
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(TV)
楽園追放(映画)
翠星のガルガンティア めぐる航路、遥か(OVA)
《2015年》
[冬期1月~]
アルドノア・ゼロ(第2期)(TV)
蒼穹のファフナー EXODUS(TV)
ドアマイガーD(TV)
トランスフォーマー アドベンチャー(TV)
[春期4月~]
機動戦士ガンダム THE ORIGIN(OVA)
シドニアの騎士 第九惑星戦役(TV)
コードギアス 亡国のアキト 第3章(映画)
[夏期7月~]
アクエリオンロゴス(TV)
コードギアス 亡国のアキト 第4章(映画)
[秋期10月~]
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(TV)
蒼穹のファフナー EXODUS(第2クール)(TV)
ヘヴィーオブジェクト(TV)
コメット・ルシファー(TV)
コンクリート・レボルティオ 超人幻想(TV)
機動戦士ガンダム サンダーボルト(WEB)
《2016年》
[冬期1月~]
シュヴァルツェスマーケン(TV)
ブブキ・ブランキ((TV)
コードギアス 亡国のアキト 最終章(映画)
[春期4月~]
クロムクロ(TV)
機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096(TV)
マクロスΔ(TV)
コンクリート・レボルティオ 超人幻想 THE LAST SONG ((TV))
RS計画 Rebirth Storage(TV)
トミカハイパーシリーズ NEXT STAGE(WEB)
機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY (映画)
[夏期7月~]
レガリア The Three Sacred Stars(TV)
トランスフォーマー アドベンチャー マイクロンの章(TV)
[秋期10月~]
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 弐(TV)
ブブキ・ブランキ 星の巨人(TV)
ゼーガペインADP(映画)
はがねオーケストラ(TV)
機動警察パトレイバーREBOOT(WEB)
タイムボカン24(TV)
劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝(映画)
逆にこの辺りは「あの時期、ロボットアニメ多かったな」と言われるが、それは変化球に飛びすぎた「ロボットアニメ乱立期」とも言える。
同クールに3本以上あることも珍しくはなくなったが、やはり「春3ロボ」ように言われることはない。
テレビ作品が一気に増えて、そこから小中ヒットはあるものの話題になるほど大ヒットしたものはない。
しかし、一つの言えるのは良い意味でも悪い意味でも、インパクトのある作品が多いことだ。
続編やシリーズものでない新規作品が沢山あるのもロボット好きとしては嬉しい。
10年代初頭もそうだったが所謂“リアル系”なロボットアニメが主流といった感じで“スーパー系”と呼ばれるようなタイプは少ない。
中期作品から個人的に良かった光サイドをいくつか上げるとするなら。
「バディコンプレックス」「ダイミダラー」「シドニア」
「クロスアンジュ」「楽園追放」「ファフナーEXODUS」
「コンクリートレヴォルティオ」「クロムクロ」
逆に問題作な闇サイドならば。
「ノブナガ」「キャプテンアース」「ダイショーグン」
「アクエリオンロゴス」「鉄血のオルフェンズ」「コメットルシファー」
「ブブキ・ブランキ」「マクロスΔ」「レガリア」
あくまでも個人的な例なので人によっては違う。
こう選んで思うのは“玉石混交”だということ。
良作も多いが、それに比例して迷作や怪作も数多く存在する。
ただ、この時期のロボアニメでネットに上げられるのは迷作、怪作の方だろう。
素直にロボがカッコよく活躍するような事よりも、作中の登場人物たちがする奇行や言動に注目されることが多い。
良く言えば変化球タイプ(悪く言えば暴投)なので、そんな作品が好きな人にはオススメしたい。
何年にやってたのかわかんないけど、なんか酷いロボットアニメがあった。
そんな記憶を持ってる人は少なくないだろう。
純粋に面白い、それも確かに良いことだ。
ただ悪い意味でも何か“引っ掛かり”があるものは今でも印象的に残り、語られる。
しかし個人的に思うのはロボットアニメとは自由であるべきだ。
ロボットアニメほど様々なジャンルを複合して作ることのできる特殊なジャンルだ。
型に填まらない、様々なクリエイターが思い描いた独創性のあるロボットアニメをドンドン作って欲しい。
もちろん、それが面白いかどうかは別になるわけだが……。
放送されていれば見て、そこから応援していく。
あとから結果、売上だけ見てつまんないと判断してはダメだ。
自分も嫌いだから悪く言ってるわけじゃありません。
ネットの批判を鵜呑みにするのではなく、まずは自分で始めから見てから面白いつまらないをどうか決めて欲しい。
それを願います。