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私の評価の付け方

 そんなこんなで紆余曲折を経まして、私なりの評価ポイントの付け方について、一つの道が見えてきました。


 自分がつけたい評価を歪めず、なおかつ、相手に誤解を生みにくくする方法。


『星影流、評価点の付け方』を公表する!

 を、ここで実践させていただけたらと思います。



 このページで「どうしてその点をつけたのか」というのを、自分にも相手にも、ここである程度明確化できたらいいなと考えています。


 辛めの点もつけるのならば「どうして3なの?」と聞かれたときに「うーん、なんとなく」じゃなく「私にとってはここが気になったからですよ」と言えるようにできたらいいな、なんて思ったからです。


 そっちのほうが私も気楽ですし。



《星影流 評価点の付け方》


 加点要素と減点要素を頭の中でなんとなく組み合わせて「自分の中ではだいたいこの辺かも」という感じでポイントを決めたいと思います。

 ただ、いくら加点がたくさんあっても、5は気になる減点要素がほとんどない場合にのみ、つけたいと思います。


 批評家でもなく執筆に関してもド素人ですし、評価点は好みの部分が大きいので、もしも私がつけた評価がわかってしまったとしても、深く考えないでいただけると嬉しいです。

 ひっそり悩まれるくらいならば、むしろ星影的にどこが加点されず減点になったのか、聞いてくれたほうが助かります。


 3と4の差別化をはかりたいので、3に近い4は思いきって3に入れようと思います。

 3の人がめっちゃ増える可能性が大です。

 平均点下げてこられるのが嫌! と言う方はお知らせいただければポイント外しますので、遠慮なくお声をかけてください。



☆文章評価について【加点】


・つっかからずに読める

・目が滑らない

・場面が容易に想像できる

・言葉のリズムが好み

・表現が豊富

・緩急に富んでいる(やたら長い文ばかりが続かない、など)

・情報の出し方がわかりやすい

・読んでいてわからないところがでてこない

・心情、風景など、描写のバランスがいい



なるべく自分が気を付けようとしていること、気を付けていてもなかなかできないことを、加点要素にしてみました!



☆文章評価について【減点】


・誤字脱字が多くて気になる

・一文が長すぎて、わかりづらい

・もしくはほとんどの文が短すぎて、ぶつ切りに感じる

・考えないと場面が浮かばない

・視点があちこちに飛び、主人公が変わってしまって、めまぐるしい(群像劇は除く)

・カメラワークがぐちゃぐちゃで、どうなっているかわからない

・人称が何度も変わる

・主人公の目線が意識されていない

・一人称なのに、やたら主語に「私は」「俺は」がつく

・難しい用語が多すぎる

・キャラクターや情報が出すぎて混乱する

・描写過多もしくは描写不足

・必要なさそうな場面が、だらだらと書かれている

・単純に文章の流れが好みではない



自分が読んでいるときに、読みづらいなと思う点をあげてみました。



☆ストーリー評価について【加点】


・その作者にしかこの物語は書けないだろう、というような個性を強く感じる

・起伏があるストーリー

・場面にも緩急がある

・成長や変化を感じさせるストーリー

・場面転換がスムーズ

・読んでいて設定に大きな違和感を感じさせない

・ご都合主義すぎない

・キャラクターの性格にブレがない

・キャラクターの行動に違和感がない

・台詞や仕草の描写だけで、どのキャラクターなのか大体わかる

 (キャラクターの書き分けができている)

・このキャラクターなら、きっとこうするだろう、と容易に想像できる

・どのキャラクターにも必要な役割があてられている

・単純に展開やキャラクターが好み


ストーリー評価は好みの問題もかなり大きくなってくると思います。




☆ストーリー評価について【減点】


・単調に感じる

・設定の中に大きな違和感がある

・キャラクターの性格がブレている

・地位、過去、年齢、性格、場面などから考えて、キャラクターの行動が、らしくないと感じる

・キャラクターの全体像が掴みづらい

・誰が話しているのか、わかりづらい

・キャラクターの区別化ができておらず、顔と名前が一致しない人が多い

・場面転換がわかりづらい

・ご都合主義さをはっきりと感じる

・設定自体に違和感がある

・個人的に苦手な展開

・何が言いたいのか、つかみとりづらい

・無くても問題なさそうなストーリーが多々組み込まれている

・説明回を退屈に感じる




 こうやって書き上げてみると、自分が物語を書くとき、どんなことを重視しているのかもわかって、面白いですね。

 やってみてよかったです。



☆大体のポイントのイメージ


1→すみません、私には結構苦手なジャンル(書き方)でした。

2→書き方や魅せ方次第で、もっと面白くなりそうです!

  もしくは、個人的には少し苦手なジャンル(書き方)でした。

3→面白いです(読みやすいです)。続きも読みたい!

4→おお、これはすごいです! 夢中になって読んでしまいます。

5→どっぷり世界に漬かってしまいました! めっちゃクオリティ高い!! 気になるところがほとんど0!


 周りの方々の付け方から考えると、結構辛口評価に見えるかと思います。

 5は結構なレアケースになるのかな、と。

 ただ、3以上が付いている時点で『面白い!』と思っていると考えていただければ嬉しいです!



 連載モノは、どこでポイントを入れるかも悩ましいので、つけていないこともあると思います。

 もしくはとりあえず3:3で付けるようにしているかもしれません。


 また、うっかりポイントを付け忘れたりすることもあると思うので、そこはすみません。



 ずっと評価について悩んでおりましたが、こうやって書くことができて、胸のつかえがとれたようです。


 評価はどのようにつけても、間違いではありません。

 応援の意味を込めて5:5で付けるもよし、自分なりの評価の付け方を考えてみるもよし、私の付け方を参考にしていただくのもよし、はたまた付けないのも自由です。


 ただ、他のユーザーさんの意見を聞き、考えた結果、どんな点数であれ、心をこめてポイントを入れることは、感想を入れることと同様、作者さんを応援することに繋がっているのだと気付かされました。


 感想を入れづらい方は、ちょっぴり勇気を出して、ポチっとしてみるのも良いと思います。

 評価を原動力としている作者さんはきっと、想像以上にたくさんいます。


 そして、私のように評価の付け方に悩んでらっしゃる方がもしいれば、自己紹介の欄などに評価についてのスタンスを書いてみるのもありかもしれませんね。



 これまではあまりよく見てこなかった評価ポイント。

 これからはもっと積極的に評価ポイントを入れていき、わりと無関心だった自分の作品につけられたポイントについても、注目して見ていくようにしようかなと思います。


 ではでは、ステキななろうライフを!

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