表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運命の赤い糸はなぜ見えない!  作者: のののの
PR
22/46

22話

自己紹介のはじまり はじまり~。



赤毛の男の子はビリー君12歳だって。お留守番が嫌で師匠のロイドさんにくっ付いてきたらしい。



紺色の髪の美少女はフリーリア16歳。今回は宮廷魔術師団に入るために、あの中世的な美形の師匠ゴードンさんと共に来たんだって。



もう一人、この人は弟子でなく従者の人でした。ハーストさん。42歳だそうです。インテリっぽいニアシトさんの下で働いている。


この人が、魔術師界の事に詳しくて、色々教えてくれました。



まず、弟子が皆若い事について。16から宮廷魔術師になれるので独り立ちするのが大半だとか。

少なくとも、20歳くらいまでには一人で生活出来るようになるし、結婚するから独立したくなるらしい。


あと、宮廷魔術師になるのにも、誰かの弟子になっていた方が入団試験が免除されて得なんだって。


自動車免許取得みたいですね。


今回それで入団が決まっているのがフリーリアちゃんなんですね。

後で付いてって入団の様子とか見れないかな~。なんて。



魔術師の寿命は長いけれど、大抵が150歳くらいだとか。200歳まである人は珍しく、10人もいない。と、いう事はエリーナさん、エリートじゃん!(流石自称稀代の大魔術師!)


今日集まったメンバーはインテリが189歳で最年少。元旦那が220歳で最年長。

元旦那さんは、魔術師界の中でも最年長だとか。ちょ。あれ最高峰なのか。…大丈夫なの?



魔術師は数も少なく、80人位。お城には50人程いるらしい。

宮廷魔術師は100歳になると、残るか辞めるか選べるんだって。

辞めると、好きな街に住み、弟子を育てたり、魔術で救ったり、薬を作ったり、諸国漫遊したり等々。

魔術師がいると助かるので、地方の領主が引退間近の魔術師をスカウトに来る程らしい。

まぁ、特殊技能で食いっ逸れ無し!という事だ。



ただ、ある程度魔力があることが前提なので、その基準に満たないと無理らしい。



あと小さい頃は魔力を上手に扱えなくて、暴走させたりとかして他人に迷惑をかけたり、他人には変に見える事があるらしく、田舎だと厭われたり、親に捨てられたりする事もあるんだとか。

それを救う手段が弟子なんだって。


多分僻みもあるよね…うん。まぁ、どのくらい迷惑被るのか分からないから何も言えないけどさ~。



さっきゴリが弟子取ってて皆が驚いていたのは、大変大雑把な性格なので、よく一人で子育て出来たという驚きだったとか。どんなだ。

引退した後、嫁とラブラブだったらしいが、30年前に先立たれてから、修行の旅と称して各地を転々として生活していたらしいし。


ちなみにこの方。在団していた時に「魔術師も体力勝負!」とか言い出して、他の騎士と同じトレーニングを取り入れたので、中世的美形とインテリは、そのしごきに会って大変苦労したらしい。


………ビリー君。生きててよかったね~。しみじみ。

パンツに生えたきのことかフツーに食わされそうだよね☆


結局、最年少のビリー君がいじられ役となって話が盛り上がっていた。ごめんよ。






そんな中、扉が開き、師匠たちが出てきた。


どうやらこれから仕事が始まるらしく、場所移動です。


だけど、更に別室から魔法陣に乗って移動したので、どこにある場所か、さっぱりわかりません。


到着した場所は、大きさはさっきの部屋と同じく教室くらいの広さ。

窓は無く、すべて石で囲まれている。

私達が移動の為に乗ってきた魔法陣の他に、部屋の中央に大きな魔法陣。

その真ん中で、大きな魔石。これ貴力石?

占い師の水晶みたいなのが、浮いていた。


師匠たち5人は、魔法陣の上に等間隔に立つと、元旦那の仕切りで呪文を唱え始める。


私達弟子と、ここまで連れてきてくれたエライ人は隅っこの壁際で、その様子を見つめていた。



師匠たちから黄色の線が出て、魔石に集まる。


魔石は段々と金色に輝きだした。


そして…



眩しいくらいに輝く。





う、わ~~~~~~!!




光が収まると、儀式は終了していた。



魔石がさっきより強く虹色に輝いている。

もしかしてこれ…



「マーヤ、どうだった?」


エリーナさんが聞いてきた。だから、思ったことを素直に聞いてみた。


「エリーナさん、もしかして今のって、お城のガードを強化したの?」


「あら。フフフ。どうして分かった?」


「なんか、そこの魔石の輝きと、お城を包む輝きが一緒だから…」



「え」

「ほぉ」


何故か皆の驚きの声。


「エリーナが言っていた可視化は本当らしいな」

そうインテリが言ったので、私の方が驚いた。



「君、城に掛かっている魔壁が見えているのか?」

私の隣に立つエライ人が言う。

「え?あ、はい。多分」


「君にはどんな風に見えている?」


「虹色に輝く半円のドーム状に見えました」


「なるほど。可視化の能力とは面白いな」


「ねっ、他にどんなの見えてた?」

エリーナさんが聞くので、素直に答える。


「さっきの儀式は、皆さんから黄色の線が魔石に伸びて、それが段々と金色に輝いてました」


「へ~。皆のも見えてたんだ」


「なるほど」

「興味深いな」


「面白いんですか?」

思わずエリーナさんに聞くと


「そうね、多分この中でマーヤみたいに見えてる人は居ないと思う。

 私たちは見えてはいないけれど、感じてはいるんだけどね。だから、そんな風に見えてるなんて面白いわ」


「そうだな~。他のもどんな風に見えてるか知りたいな。お嬢さん、私と少しお付き合い頂けないだろうか?」


「え?」


「ジェリックと二人きりなんて危険だろ。俺も知りたいから付き合うぞ」

「俺も、後学のために知りたいな」

「僕も」


「エリーナさ~ん」


「面白いから、みんなで訓練場に行こっか」


「え~~~」


「じゃあ、ロスタニア、手配頼む」





元旦那のお蔭で、なんだか面倒な事になりそうです。なんかモルモットになった気分。



毎日覗いて下さる皆様ありがとうございます。


すみません。週末忙しくて更新出来るか分かりません。

なるべく更新できるように頑張りますが、何卒よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ