表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運命の赤い糸はなぜ見えない!  作者: のののの
PR
17/46

17話

次の日。


夕べすっかり親しくなった彼らが話しかけてきてくれたので

馬車の中の他の人とも話すことが出来るようになった。


異世界の事が面白くて、色々聞きたくて、ふんふんと聞いていたら

いつの間にか皆と仲良しに。


王都に近づくにつれ道も良くなり、馬車の旅は楽しいものになっていた。




エンディーとデンディールの話を聞いて、冒険者の生活に憧れたけど、エリーナさん曰く。


「薬草採りなんか手伝わなくても、薬が作れるのだから、そっちの方が儲かる。

 逆に薬草を取ってきてと頼む側だ」


「魔獣狩っても、石になってしまうから、倒した証拠部位が取れない

 だから成功報告が出来ないので無理」


………。


冒険者にはなれないみたい。



え~~~~?!


なんだろう。この王道外しっぷり。


異世界トリップの定番だよね?!

冒険者ギルドに入ってお金儲け! チート能力で楽々ランクアップ!


まぁ今回は王都から帰ったら、還してもらえるんだからお金儲けする必要無いですけど…。

エリーナさんの弟子で付いてくだけなんで、入る必要無いんですけど…。


入らないと、入れないは、違うよね~。違うよね…。


それに最初に喜んだ「魔法使いの弟子」と云う立場も、かなり怪しいモノになってるし…。



あれから、もしかして覚醒したのかも?との言葉に喜んで、火や水が出る魔法を試してみたんだけど

結局何も出なかったのだ。


………。



私が使える魔術は


自分や他人が出している魔術を視覚で認識出来る事と、魔獣を増幅石に変える事だけ。


基本は出来ずに、かなりイレギュラー。


自慢出来るどころか、人前で出せない…。



なんだろう。異世界での楽しみが減ってる様な気がするんですけど!



ほんっと、空しいんですけど~~!!



いや、ここはエリーナさんに拾って貰えてなかったら、とんでもない事になっていたので

その強運と、自分の食いしん坊センサーに感謝しておこう。





旅は順調に進んで、ロンサンの次のタンタの町とその次、王都一つ前のマキラの町についた。

明日の夕方には王都につく。


エリーナさんの予定では、王都で一泊してから、翌日登城するらしい。

私も弟子として連れてってくれるんだって!

かなり怪しい弟子だけど、嬉しい!


やっぱりヨーロッパ風のお城なのかな~。シンデレラ城みたいなのかな~。

城と聞くと、やっぱり乙女心は期待に膨らみます!


王都に近づくにつれて、石造りの家が増えてくので、城は頑丈な石造り系かもしれない!

この予想に3千円!




今日の宿も何故かエンディーとデンディールと一緒だったので、夕飯を一緒に食べた。


なんだろ、結局この旅の間、この二人と夕食を共にしているせいか、一緒の旅の仲間な感じになってる。

だからすっかり仲良くなってしまった。


エンディーは面白いし、デンディールは優しい人だった。

二人は割とイケメンだから、そんな二人と仲良く話を出来るのは、とても嬉しかった。


冒険者の二人は知識が豊富で、話を聞くのがとても楽しい。

私もそうやって色んな場所に行ってみたくなる。

この二人と仲良くなれて、本当に良かった。



もうすぐ王都。楽しみ~!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ