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85 レベル上げ中です。

足早に街へと戻る道すがら、出会った魔物を狩りつつ進む私です。

おかげでジグザグ走行になって、足早と言いつつ行きよりもずっと時間がかかってしまっているのはご愛嬌。



それはそうと2つレベルが上がった事で、少し戦闘も楽になりサクサクと倒して行けるのはとても気持ちが良い。

脳筋プレイは爽快感がハンパじゃないね。

・・・強いて言うなら、少しだけ解体ナイフを突き刺す動作が面倒くさい、なんて思ったり思わなかったりするけど。

今の所は、インベントリにアイテムが溜まっていくのが嬉しいって感情が勝つから問題はない。



そしてこれもレベルが上がったからなのか、もしくは時間帯によるものなのか、出現する魔物の数がほぼほぼ3体以上で固定されてきている。

ここ6,7戦は単体では出てきていないかな?おかげで経験値的には美味しい。


複数相手にする事にもだいぶ慣れてきて、徐々にではあるけれどイチイチ考えずとも感覚で動けるようにもなってきた。・・・気がする。

少なくとも一角ウサギ相手ならば。


これで違う魔物を相手にした時に、攻撃パターンが違い過ぎて、慢心と油断からボロボロになる可能性が少々あるのよな・・・。自覚出来ているだけマシって事で、ここで気を引き締めておかないと。


そうこうしている内に辺りはもう真っ暗。


真っ暗って事は、時間帯が夜に切り替わったという事でもあるわけで・・・。

うん、魔物が出てこなくなってきた。



いや、正確にはすぐそこにも居るんだけど、アクティブにはならなくなったのよな。

試しに2メートルくらいまで近づいてみても、全く反応は無し。確かにこれなら、雑貨屋の店員さんが言っていた通り、夜の草原はテントだけでも大丈夫か。


とは言え、念の為に街には戻るけども。

何だかんだで回復薬もちょっと使っちゃったし。補充して、一旦ログアウトして休憩も挟んで、またレベル上げしに来よう。




べ、別にお昼ご飯を食べるの忘れて、また桜子に怒られるのが怖いとか、お、思ってないよ・・・?





もしかしたら受ける事になるかもしれない女神(桜子)からのお叱りに、自然と足が速くなり、駆け足で街に戻ってサクッと宿屋でログアウト。


ソファから起き上がりつつ、軽くストレッチしてキッチンへ。

桜子が用意してくれていたサンドウィッチを黙々と食べる私。レタス増し増しで完全に私の好みです。はい。

このシャキシャキ感がたまらんのです。


日本発祥の某ハンバーガーチェーン店ではバンズの代わりにレタスのメニューがあるのだけど、私は必ず頼む時はそれにします。・・・まぁ、ハンバーガー自体あんまり食べないのだけれど。桜子もあんまり良い顔しないし。

3年に1回くらいジャンクフード食べたくなるから、その時だけね。


・・・むしろ、ジャンクフードでも良いから食べた方がまだマシなのでは?っていう食生活だったのは内緒。




サクッとお昼ご飯を食べ終えて、一息ついた後は仕事用PCに向かう。・・・つもりだったんだけど、あれぇ?


気付いたらヘッドギアを装着している私が居るね・・・?




って事で、ゲームにログイン。

気にしたら負けだ。



タイミング良く、こちらでは夜が明けて街が活発になる時間帯。



少しだけひんやりとした朝の空気感を味わいつつ、速攻で東門へと向かう私。

急ぎ過ぎて、回復薬の補充を忘れていた事に気付いて足を止め、途中の露店で買おうと覗けば、思っていたよりも高価でそっと立ち去りました。


財布に余裕はまだ全然あるけど、自分で作る方がずっと安上がりだし、生産スキルも上がるかもだし。

変なところで貧乏性な私です。


一応、回復薬の在庫はまだあるから、今回は補充せずに向かうとしましょう。

念の為、在庫が残り1個になったら戻る事。と自分に言い聞かせる。



そのうちHP自動回復的なスキルだとか、装備だとかが手に入ると良いんだけど。


このゲームは1戦1戦終わるごとに回復したりしないし、レベルアップしても全回復せずにHPは減ったままだったから、レベル上げするには準備も重要。


今後、ボス戦とかで継続的に戦う場面が必要な時には何かしらの手段を考えないとなぁ。特に私はソロだし。

パーティ組んでれば火力でゴリ押しとか、助け合いとか出来るんだろうけどね。




まぁ、なるようになるか。



最近まで死にゲー系に手を出してたから、初見の場合にちょっとだけ特攻癖付いてる気もするけど、他に迷惑掛ける訳でも無いもの。トライ&エラー精神ってやつ?このゲームにオートセーブは無いけども。





そしてやってきた草原フィールド。

前回とは少しズレた場所で、草原の南側。


普通なら次の街がある北西よりに進んでいくんだろうけど、こちらの方が人気が無さそうだったから試しに来てみた。おかげで街道も無く、マップが無ければうっかり迷子になりそうな場所でもある。一応ギリギリ街の外壁が見えるくらいで移動してるけど。


ギルドの資料室で写させてもらったからわかるけれど、街の南側は草原の先には何もない。とても乗り越えられそうにない岩肌剥き出しの山があるくらいで、その先は海。実質上の立ち入り不可領域なんだろう。


山があれば登りたくなるのは登山家の性って言うけれど、私は特に興味は惹かれない。登山家じゃないし。

草原を散歩するほうが断然好きです。



そんな訳で、山を背にして草原へと向き直る。

ちらほら魔物の反応もあるし、ここら辺で始めようか。どうせなら最初は出来るだけノーダメで行きたいところ。

【受け流し】で防御を重視するか、攻撃を受ける前に倒すスピード勝負にするか・・・。



まぁ、【受け流し】を使っていこうかな。あれ使ってて結構楽しいし。いずれ【パリィ】を覚えたら、もっと綺麗な流れに出来るかも。



そうしてしばらくの間、草原の魔物をひたすら狩るお時間。




―キャラクターレベルが3に上がりました―


―スキル【気配察知】がレベルアップしました―

―スキル【動体視力】がレベルアップしました―



―スキル【剣速】がレベルアップしました―

―スキル【格闘術】がレベルアップしました―



時折、近くの群れと合体して思わぬ大所帯を相手にすることになったけど、なんとか乗り切った私です。

ちゃんと周辺確認もしないと事故りそうだ。



ちょっとだけ疲れたから、草原に大の字になって寝っころぶ私。

たった今戦闘が終わったんで、リポップするまで多少時間はある。


仕様のおかげで汗をかいたりしないから、風邪引く心配もなく、ただただそよそよと吹く風を感じて目を閉じる。

少しだけ顔周りに触れる草がくすぐったい。



あぁ、そうだ。多少ダメージを受けてしまったから回復しておかないとかな。

HP的にはまだ余裕はあるけど、まだまだ続けるつもりなのでね。安全マージンは取っておかないと。


何となく寝っころがったまま回復薬を飲む気にはなれなかったから、そのまま体に振りかけてみるスタイル。

これも仕様のおかげか一瞬、水を掛けられた感触はあってもすぐ乾くというか、何事も無かったかのように元に戻った。


思わず顔をペタペタと触ってみたけど、さらりとしてちょっと不思議な感覚。

けれど、不快感が残らないのはとても嬉しい。


およそ30秒ほどかけて、HPが全回復したところでゆっくりと起き上がる。

ぐーっと伸びをして気持ちの入れ替え。



よし。

もっかいやるぞー。




―構え。


―スッと身体の力を抜いて【縮地】で距離を詰める。


―初撃は確実に【スラッシュ】で葬る。


―続いて2体目にも速攻。


―隙を突いて攻撃してくる別個体から距離を取るようにバックステップ。


―タイミングを図ってもう一度【スラッシュ】。


―1拍置いて攻撃してくる個体を【受け流し】で後方へ流す。


―左右にいる内の少し近い方にいる右側の個体に攻撃。


―そのまま左側の個体を横薙ぎの型で吹っ飛ばす。


―【受け流し】で距離を取った個体が突進攻撃してくるのでカウンター気味に突き。


―最後に吹っ飛ばした個体を追いかけるようにして剣を振り下ろす。





よっし。今回は特に上手くいったかな。

上手くはまってくれた時の快感はすごいね。その分、気は抜けないけれども。



まだまだ時間はある。出来たら今日中に一角ウサギだけじゃなく、ハーレムターキー達相手にも余裕で立ち回り出来る様になりたいな。



今日何度かエンカウントしたけど、地味にボコられているのよな。

・・・最初のハーレムターキー戦闘時は、ほぼマグレだった事が分かりました。





・・・いやぁ、雌達(女子)の怒りは怖い。どこの世界でも真理なのですね。





おっと・・・、あれ、なんか寒気が・・・?





―――――――――――――――――――――

名前:カケル

種族:人族

レベル:3

メイン職業:剣士

サブ職業:薬士


HP:115

MP:37


STR(腕力):18

VIT(体力):13

INT(知力):8

MID(精神):10

DEX(器用):20

AGI(敏捷):13

LUK(運) :10


LP:6P

SP:6P


≪称号≫

【人との縁を結ぶ者】【研鑚する者】【異変に気付く者】

【教育者】【生産者の鑑】


≪スキル≫

戦闘:(戦闘技術・さばき)

【長剣術 Lv8】【杖術 Lv2】

【棒術 Lv1】【体術 Lv7】

【ナイフ術 Lv6】【格闘術 Lv1】


戦闘:(技・強化)

【回避 Lv7】【器用強化 Lv8】

【ブレイク】【剣速 Lv3】

【ナイフカット】【スラッシュ】

【瞬歩】【縮地】

【持久力】【受け流し Lv4】


技能:(鑑定・隠蔽)

【鑑定眼 Lv4】【気配察知 Lv4】

【観察】


技能:(生産・収集)

【調合 Lv11】【採取 Lv7】

【解体 Lv1】


技能:(思考・感覚)

【思考加速 Lv2】【鍛錬 Lv8】

【リズム感 Lv5】【高速生産 Lv2】

【精密作業 Lv11】【根性】

【言語理解 Lv1】【動体視力 Lv3】


技能:(抵抗・耐性)

【抵抗:閉所】【抵抗:暗所】

【抵抗:孤独】【抵抗:恐怖】

【抵抗:威圧】


その他

【生活魔法】【愛嬌】

【習得率上昇(小)】【説得】

【指さばき Lv18】【しゃがみ移動 Lv3】

【洗脳】


≪加護≫

【妖精の気まぐれ:風】

【妖精の気まぐれ:土】





お読み頂き有難うございます。

誤字脱字報告受け付けております。是非ご指摘ください。


感想、評価、レビューお待ちしております。

ご協力お願い致します。



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