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45 ダメな子脱却?

短めです。

「おかしい・・・おかし過ぎる。私の計算が間違ってなければ、もう5日間分のノルマ量が終わってる事になってるわ・・・。一体どうして・・・?」



どうして?って言いながら、私を見つめるのやめてもらえません・・・?

別に悪い事はしてないもハズ。責められる理由はない、よね・・・?




「姐さん、俺らカケルにちょっと指導してもらって、新しいスキル取れたんすよ。全員。エイダンも含めて」


「そうそう、おかげで作業スピード上がったんですよ」


「前とは雲泥の差だな。心なしか集中度も違う気がする。雑音に煩わされなくなったというか・・・」


「「わかる!!」」



集中し過ぎると、周りの音が一切聞こえてこなくなる弊害があるから、気を付けてね・・・。

そっと心の中で注意する私。


正直、良し悪し分かれるところだからね。

せっかく視野が広くて気が利くタイプだったのに、それを台無しにした感もあるのよな。

せめて『地獄マラソン』中は良いとしても、普段は求められていないものかもしれない。


そこらへんは頑張って各自調整して下さい・・・。

少なくとも私は、普段から周りの音が聞こえていないタイプなので、アドバイス不可。


申し訳ない。






「カケルって、実は名前を隠している高名な指導者ってこと、あったりするの・・・?バレないように異人のフリをしているとか・・・」


「無いです」


なんだその設定は。

思わず真顔で否定してしまったじゃないか。


そもそも異人のフリって可能なの?






その後、レアさんは想像していた以上に生産ペースが速くなったので、一度今後のノルマ量を計算しなおすとの事。

私はもう少しだけ時間に余裕があるので、引き続き作業をすることに。



しばらくして【調合】スキルがレベル10になった事で、グンとスピードが上がってしまったのはご愛嬌。

明らかに違い過ぎて少し笑った。

個人的な感覚ではスキルレベルが2ケタレベルになると、勘違いでは済まされないほどスキル効果が顕著。


【集中】以外は。



さすがにちょっと【集中】スキルは目途ついてはいるんだけどね。

たぶんこういう効果じゃないかな?って。


単純に私と相性良過ぎて、スキルとして効果が認識出来ていない可能性が・・・。




そんなこんなで作業していたけれど、ここに用意されていたストック分が残り3分の1くらいになった所で時間切れ。

そろそろ夕飯を食べる為に一度ログアウトせねば。ログイン制限時間も迫ってきた。




「レアさん、そろそろ私も時間が迫ってきているので、一旦お暇させてもらっても?」


「そう、うんわかった。ちなみに次ってどれくらいに来れそうとか分かる?」


「2、3時間後にはまた一度来れますよ。半日程度しか居られませんが」


「ほんと?助かる。じゃあ待ってるわね」


「はい、ではまた後程」




ギルドを出た所でレアさんが「また増えた!?」と叫んでいたので、足早にその場を去った。


スキルレベルが上がったのが悪いんです!せっかく計算し直したところに、大量のポーションを置いたのはわざとではありません!

小言を言われるかもしれないなぁ、と思ったのは内緒。





ログアウトして夕飯の準備。


今日はネギチャーシュー丼にするつもり。


先程ログインする前に、ネギだけ白髪ネギにして水にさらしておいたので、水切り。

買ってきたチャーシューを細切りにして、ボウルにドカン。チャーシューはさすがに自作はしない。作り方知らんし。調べれば出てくるだろうけど、絶対時間かかるから選択肢から既に排除済み。


めんつゆとごま油、水を切ったネギを投入して混ぜ合わせる。


少し寂しいかな?


冷蔵庫にあったキムチを刻んで投入。

個人的には日本人向けに調整されているキムチが好み。

韓国本格キムチ的なやつは、少し酸味が強くてちょっと苦手。




そういえば、作るのが面倒くさい時とか食欲が無い時とかは、ネギとキムチとごま油を和えたもので済ませていた時もあったっけ・・・。


一般的には、あれは酒のつまみなんだろうな。

決して食事にはカウントされないやつ。



桜子にバレたら確実に怒られるやつだ。





丼ぶりものの良い所はサクッと簡単に作れるのはもちろん、食べるのもサクッと済ませられるところ。

相変わらず一人での食事は少し味気なく感じてしまうので、早々に終える。


それでも、前よりかは少しマシにはなったと思いたい。

多少の食欲があるだけで違う感じもするし。



以前は食欲そのものすら、ほとんど感じなかったんだから。

三大欲求に食欲があるのは嘘なんじゃ・・・?とすら思っていた事も。




その後、サクッと食事を済ませてメールチェック。


なんか取引先の人から飲み会のお誘い来てたけど、即お断りの返信。

あの人、私がお酒飲めないのに誘ってくるんだもんなぁ。わかってて誘ってくるあたり、タチが悪い。

基本の性格が愉快犯だから。


仕事にしても『こういう風にしてみたら面白いんじゃね?』って結構無理な注文してきたりするし。

ちょっとムカつくのが、その適当な提案に無理して応えてみたら、断然そっちのが良い感じになってしまう事。


これだから天才肌って奴は!



羨ましいんだよ、コノヤロ。






静かに嫉妬と羨望の想いを乗せた呪詛を心の中で唱えつつ、洗濯物の処理。


少し前に買った自動しわ取り機にシャツ関係を仕舞っていく。

便利だよねぇ、やっぱり。


昔の初期型は3枚程度しか入らず、時間も掛かってお値段も馬鹿みたいに高かったみたいだけど、今はだいぶ改良されて数十秒で終わるしお手頃価格になった事で、私も先日買う決心がついた。



使い始めたのは昨日からなんだけどね。

ちょっと仕事で余裕無さ過ぎて、しばらく放置してたもので。


どうせ家から出ないからと思って・・・。




でもこれで、外に出る時に恥ずかしい思いをすることが減るね。

アパレルで働いている友人に怒られることも、これで無くなると信じてる・・・!





なぜか私の友人には、心配と過保護と説教がセットになっている人が多い・・・。


友人達と一緒にいると、必ず私の『ダメな子』エピソードで盛り上がるのはちょっと勘弁なんだけどな。

もういい大人なのに・・・。



私から言わせれば、あの子達が異様にスペック高くてセンスが良い人達なのが悪い。

正直私が友人と認識しているのは、片手で足りる人数しかいないけれど、その誰もがハイスペック人間。



口答えしても即反論されます。

無駄な抵抗はすべきではないのだけどね。子供扱いだけは是非卒業したいところ。


いつか『ダメな子』扱いも脱却したいんだけどね・・・。






さて、夕飯も食べたし洗濯物の処理も終えた。お風呂の準備もしたし、そろそろゲームに戻ろう。






とっとと薬を捌いてやる(危





―――――――――――――――――――

名前:カケル

種族:人族

レベル:1

メイン職業:剣士

サブ職業:薬士


HP:100

MP:35


STR(腕力):12

VIT(体力):11

INT(知力):6

MID(精神):10

DEX(器用):20

AGI(敏捷):10

LUK(運) :10


LP:0P

SP:0P


≪称号≫

【人との縁を結ぶ者】【研鑚する者】【異変に気付く者】

【教育者】


≪スキル≫


戦闘:(戦闘技術・さばき)

【長剣術 Lv4】【杖術 Lv2】

【棒術 Lv1】【体術 Lv1】

【ナイフ術 Lv6】


戦闘:(技・強化)

【回避 Lv3】【器用強化 Lv8】

【ブレイク】【剣速 Lv1】

【ナイフカット】


技能:(鑑定・隠蔽)

【植物鑑定 Lv21】【生物鑑定 Lv3】

【道具鑑定 Lv11】【気配察知 Lv1】

【観察】


技能:(生産・収集)

【調合 Lv10】【採取 Lv7】

【解体 Lv1】


技能:(思考・感覚)

【集中 Lv18】【鍛錬 Lv5】

【リズム感 Lv5】【流れ作業 Lv16】

【精密作業 Lv9】【根性】

【言語理解 Lv1】


技能:(抵抗・耐性)

【抵抗:閉所】【抵抗:暗所】

【抵抗:孤独】


その他

【生活魔法】【愛嬌】

【習得率上昇(小)】【説得】

【指さばき Lv17】【しゃがみ移動 Lv3】

【洗脳】


≪加護≫


【妖精の気まぐれ:風】

【妖精の気まぐれ:土】

お読み頂き有難うございます。

誤字脱字報告受け付けております。是非ご指摘ください。


感想、評価、レビューお待ちしております。


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 毎回後半にステータス載せなくていいと思う。 変更があればあとがきに書いて、ステータスで削られた分本編進めて欲しい
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