40 お仕事再開
ちょいと短めです。
雑談と休憩を終えて、作業再開。
軽く彼らの様子を確認してみても、しっかりモチベーションは高まっている様子。
変に引きずるような事にならなくて良かった。
私も自身の作業を再開しようとしたところで、ふと気になってスキル確認。
・・・うん、アナウンス無視し過ぎじゃない?私。
なんか、えげつない上がり方してるのよな。
【植物鑑定】とか、もうすぐレベル20になっちゃう。【鑑定眼】取得がもう見えてきている疑惑。
【流れ作業】が上がっているのだけは把握していたけど、他も中々。
【集中】とか【指さばき】とかヤバいな。
相変わらず効果不明だけど。・・・っていうか、【指さばき】はレベル5になっても変化しなかったのか。
これも何かと統合されるやつなのか?何か足りないから変化しないのかな?
何気に【ナイフ術】とか【長剣術】と並んじゃってるし。
もうこれは、私に戦闘行為を諦めろという啓示だろうか・・・?生産に専念しろって事なのか・・・?
ん?あれ・・・?
なんかステータス上がってる・・・?器用の数値だけおかしい。
最初にステータス決めた時に、10揃えにしていたハズなのに・・・?
器用、器用・・・、あ、【器用強化】か。
スキルレベルが上がって、上昇比率も上がったって事か。たぶんそういう事だろう。
【集中】が関与している可能性も微妙に残ってるけど。
普段から細かく確認していないから、すべてが憶測でしかないけどね。
とりあえず今日の目標は、【植物鑑定】レベル20にすることかな。
目標も決まったところで、作業再開。
せっかくだから、出来るだけ滑らかに進められるように意識してみるチャレンジ。
前に、意識してスキルを使うとレベルが上がりやすくなるって読んだ覚えがあったから【流れ作業】と【植物鑑定】の時は特に意識してみる。
正直、【流れ作業】を意識するっていうのは難しかったので、手を止めないという事だけ意識してみたんだけど。
そう考えると、今まで意識してきたのは【集中】になるかもしれない。
スキルとしての意識はしてこなかったけど、単純に『作業に入るから集中するぞ』って考えていたような気が。
―スキル【集中】がレベルアップしました―
思ったそばから上がっていくやつ。
―スキル【流れ作業】がレベルアップしました―
―スキル【ナイフ術】がレベルアップしました―
―派生スキル【ナイフカット】を取得しました―
派生スキル・・・。
【ナイフカット】って、そのまんまだな。
これは訓練場で、ノーランさんに教えてもらった【長剣術】だと【ブレイク】【スラッシュ】【パリィ】のナイフバージョンってことかな・・・?
確か教えてもらった時に、派生先がどーのこーのって言っていたような気が・・・。
試しに、と思って薬草に対して【ナイフカット】を使用してみるチャレンジ。
おぉ、確かにスパッと切れる。今までは地味に、刃の入れ方や角度に気を付けないと上手く切れなかったのに。まぁ一度コツ掴んだら、サクサク切れるようにはなったんだけどね。
でも、これ使いどころ困るやつだ。
なんせMP消費するから。私のMP35しか無いから、35回しか使えない!
さすがに初期の派生スキルだからか、使用MPも1だけみたいだけど、私は魔法関係捨てて来たから・・・。
うーん、まぁ無いよりかは、あった方が良いのか・・・?
とりあえず、MP無くなるまでは使用して、無くなったら今まで通り普通に切っていこうか。
葉を35回切る行為は、ものの10分足らずくらいで終了してしまったので、早くもいつも通りの作業スタイルに戻った私。
恩恵を感じる暇も無かったね。
―スキル【植物鑑定】がレベルアップしました―
そういえば結局【ブレイク】も一度も使用していないなぁ。
薬師ギルドが落ち着いたら、一度訓練場にも行かなくちゃ。
―スキル【流れ作業】がレベルアップしました―
―スキル【指さばき】がレベルアップしました―
ヘレナさんには【短剣術】取得をオススメされたんだっけか。
短剣とか一切触ってないや。【鍛錬用武具】使って練習したら『さばき』くらいは取得出来るかな?
でも型とか知識が無いから難しいか・・・?
―スキル【植物鑑定】がレベルアップしました―
あぁ、でもそれよりまずは、体の動かし方を鍛えなおさなくちゃだ。
杖の動かし方はまだマシになったけど、足の運び方とかはまだ納得いくようなレベルじゃない。
―スキル【流れ作業】がレベルアップしました―
実際に杖の打ち込みとかもやりたい所。まだ型をなぞっただけだもん。実戦で使えるレベルまで持っていかないと。
―スキル【集中】がレベルアップしました―
―スキル【植物鑑定】がレベルアップしました―
今の状態で満足していたら、先生に怒られそう。
『先人の技術はこんなもんじゃねぇ!何満足してやがんだ、ひよっこが!』
あぁ、完全に脳内再生待ったなし。
―スキル【指さばき】がレベルアップしました―
―スキル【精密作業】がレベルアップしました―
先生は昔あった伝承とかも、一部真実だったんじゃないか?って語っていた人。
現代人よりも昔の人の方が身体能力・・・というか体の使い方が上手だったんじゃないか?って。
―スキル【ナイフ術】がレベルアップしました―
分かりやすいところで言えば、飛脚が東海道を3、4日で走り抜けていたという。
実際の真実は解らないらしいが、本当なら異常な体力だったのか。
先生曰く、疲れない走り方を会得し、それを活用していたのではないか、という話。
「――ぇ。―っと」
その技術を応用したものが、古武術でいう『瞬歩』とか『縮地』とか。
これが中々スゴイ技術で。
基本的に、重心移動を主とした素早い移動技術なのだけど。
目の前で相対すると、本当に視界から消えたように感じる程、一瞬で距離を詰められる。
―スキル【集中】がレベルアップしました―
ふむ。ちょっと訓練場に行った際には、まず『瞬歩』と『縮地』の練習しようかな。
あれが出来るかどうかで、だいぶ動きの幅が出ると思うし。
昔は何とか合格点は貰えたものの、今出来るかと言われれば中々怪しい。
「―ってば!カケル!カケルってば!!」
ほぇ?
大声で呼ばれたような気がして、振り返るとレアさんが仁王立ち。
あっれー?なんか怒ってる・・・?
「なんで、アンタは毎回声掛けても反応しないのよ?どんだけ集中してんの?」
おぉう、またしても無視してしまった感じ?
こればっかりは昔からの悪い癖だからなぁ・・・。直したくても直せないのです・・・。
「すみません・・・。ここが集中するには良い環境過ぎて・・・」
「前回は、私と同じ部屋にいても反応しなかったじゃない・・・。場所は関係無いでしょ」
バレてーら。
「ったく、アンタといいウィリアムといい、集中し過ぎるやつはちゃんと見張っておかないと、平気で一日中作業しちゃうんだから」
「面目ありません・・・」
ウィリアムさんも同類だったのか。・・・なんか納得。
「ほら、もういい時間だから一回作業止めてこっち来なさい」
そう言われて時間を確認すると、もう朝になってた。
私が来たのは夜中だったから、もう8時間近く経過していたという事か。
うん、確かにやりすぎたかも。
「それで、どうする?このまま一回休憩入れたら、また作業する?それとも他に何か用事とかある?」
「出来れば2、3時間ほど抜けさせてもらえますか?野暮用だけ済ませてきますので」
洗濯機回して、そのままだったこと思い出した。
「OK。その頃だったら、ちょうど昼間の助っ人達も来てるかも。そしたら紹介するわ」
「わかりました。ではまた後で」
「うん、ありがと」
急いで宿屋に行きログアウト。
全くテンションの上がらないお仕事が待ってます。
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名前:カケル
種族:人族
レベル:1
メイン職業:剣士
サブ職業:薬士
HP:100
MP:35
STR(腕力):12
VIT(体力):11
INT(知力):6
MID(精神):10
DEX(器用):18
AGI(敏捷):10
LUK(運) :10
LP:0P
SP:0P
≪称号≫
【人との縁を結ぶ者】【研鑚する者】【異変に気付く者】
≪スキル≫
戦闘:(戦闘技術・さばき)
【長剣術 Lv4】【杖術 Lv2】
【棒術 Lv1】【体術 Lv1】
【ナイフ術 Lv6】
戦闘:(技・強化)
【回避 Lv3】【器用強化 Lv7】
【ブレイク】【剣速 Lv1】
【ナイフカット】
技能:(鑑定・隠蔽)
【植物鑑定 Lv20】【生物鑑定 Lv3】
【道具鑑定 Lv11】【気配察知 Lv1】
【観察】
技能:(生産・収集)
【調合 Lv5】【採取 Lv7】
【解体 Lv1】
技能:(思考・感覚)
【集中 Lv17】【鍛錬 Lv5】
【リズム感 Lv4】【流れ作業 Lv16】
【精密作業 Lv9】【根性】
技能:(抵抗・耐性)
【抵抗:閉所】【抵抗:暗所】
【抵抗:孤独】
その他
【生活魔法】【愛嬌】
【習得率上昇(小)】【説得】
【指さばき Lv17】【しゃがみ移動 Lv3】
≪加護≫
【妖精の気まぐれ:風】
【妖精の気まぐれ:土】
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