20 確認と予感
そろそろストックがですね・・・。
えーと、何から確認しようか。
まずはシークレットクエスト?なるものからかな。
シークレットクエストは主に他のゲームとかでいうサブクエストとかサブストーリー的な扱いのものかな?
現地住人との会話や噂話、書籍や遺跡などから異変というか違和感?みたいなものを突き詰めていくと遭遇したりするんだとか。
クリアするか、しないかはプレイヤーの自由だけど、ものによってはその時の情勢だったり環境だったりを変えることもあったり。
今回の≪職人と商人の邂逅のきっかけ≫というのは、どういう意味なんだろうか。
もしかして本来ならその軋轢で何かしら事件が起こっていたとか?
私自身が街中を歩いている感触としては、現在では特にそういったことは見られなかったけど。
あれ?
もしかして私フラグ発生前にイベント潰した?
いやいやいや。
まさか。そんなことないよね?だって私、変な事してないもんね?
そうだよね?そうだと言って、運営さん。
たぶん始まりの街でクエスト発生させやすくしただけでしょう。きっとそうだよ。
運悪く(運よく?)私がそれを引いてしまっただけ。
うん。そうに違いない。
よし!気持ちを切り替えよう。
えーっと後は報酬で手に入れたのは・・・スキルとお金。ってやたら金額高いなぁ。10万Gも?何でだろう?
ん~、あ、そうか。これ一回しか発生しないタイプのクエストってことか。
それで報酬がこんなに高いのか。
じゃあ、やっぱラッキーだったんだな、私は。
あとはスキルか。
【観察】と【説得】かぁ。やっぱ謎だ。鑑定と観察の違いはなんだ?しかも【○〇観察】じゃないのが気になる。スキルリストに出てきている【人物観察】とはまた別?うーん?
そろそろ一回外に出てレベルを一つだけでも上げるべきかなぁ?SP稼いで【スキル鑑定】取らないとちょっと怖いぞ。効果が知らないうちに発揮されてるとか・・・。
ちなみに称号【異変に気付く者】は私が近づくと噂話とかを話し始めやすくなる効果があるとか。
要はシークレットクエスト発生条件が緩くなったということかな?
その後は資料や書籍を読み込んだ。
そしてこの世界、精霊や聖獣は実在するらしい。
もちろん、幻獣や妖精も。
主に信仰の対象になっているのは精霊。特に人間はこの傾向が強いんだとか。
獣人やハーフリングは聖獣を信仰する者が多く、ドワーフはどっちつかず。
エルフ達は信仰どころか精霊に服従?らしい。なんでもエルフは生まれながらに基本は精霊や妖精を見る事が出来るらしい。
そもそも精霊は普通の人間等には見えない。
精霊はアストラル体であり物質としての体は持たないらしい。
妖精もアストラル体ではあるものの、人間でもたまに見えることがあるとか。なんか好奇心旺盛で地上にしょっちゅう現れては気まぐれに生き物と関わっていくらしい。
逆に聖獣は人間であっても普通に見える。
ただ普段はアストラル界に住まう生き物でこちらには滅多に姿を見せないとか。
ちなみに幻獣は、一時的にアストラル界には行けるものの長時間は滞在出来ないらしく、普段は普通に地上で暮らしているらしい。
ただ警戒心も強く、人間が不用意に近づくとすぐにアストラル界へ逃げるからこちらも滅多にお目にかかれないとのこと。
アストラル界に滞在出来るかどうかが聖獣との区別の付け方だ、というのが少し前に定説になったらしい。
そうなると、人間が精霊を信仰するのは見えないからこそってことかな?
聖獣は見えるし実在するからあくまでも生き物だ、っていう考えっぽいな。
個人的には聖獣の方が好きかも。
格好良さそう。
精霊もきっと綺麗なんだろうけどね。見えないんじゃしょうがない。
最初にエルフにしていたら見えていたんだろうか?それだったらちょっと羨ましいかも。
だがしかし!なんと聖獣の代表格にドラゴンがいるらしいのです!
なんか変なテンションになってしまったな・・・。
でもドラゴンだよ?テンションは上がるでしょ。
見てみたいよなぁ、CMで見た時から気になってたんだよねぇ。
戦わなければならないっていうんだとちょっと微妙だけどね。危険を冒したいわけでは無い。
ただ見てみたい。
ただ出会えるとしても大分先の話だろうね。
そう簡単に会えるとは思ってないよ、さすがに。
あとは[魔術士]と[ファーマー]は妖精と出会いやすく、[テイマー]は幻獣と出会いやすいと言われている。
ただ出会いやすいだけで、関係性を持てた人物はほとんどいないんだとか。
書籍に書いてあるからには、プレイヤーがいずれ出会えるチャンスはどこかにあるんだろうけど・・・。
職業限定とかって可能性もありそうだな、これは。
まぁ、欲張るのもちょっとあれだよね。
私は地道に行こう。今までのゲームプレイスタイルだってそうだったんだし。
それから[錬金術師]については私はちょっと諦める方向かもしれない。
道が遠すぎる。
なんせジョブ[魔法薬師][魔法術師]を経ていないと辿り着けない職種らしいのだ。
そもそも[魔法薬師]とか[魔法術師]とか響きからして[薬士][魔術士]の上位職だと思うんだよね。
魔法の素養が無い上に、少なくとも2段階上のジョブとかどんだけ時間かかるんだろうか。
この国に5人しかいないというのも納得ですよ。
いつか目指したいとは思うけれどね。しばらくは忘れることにする。ただでさえ、あれもこれも状態になりやすい性格ですからね。ある程度は絞らんと。順々に行こう。
あとはスキル関係か。
専門書とかではないので詳しくはわからなかったが、基本的にスキルにはランクが存在するらしい。下位ランクのものはスキルレベルが上がりやすいが上限が低い。
逆に上位のものはスキルレベルが上がりづらく、上限が高くて効果も高いと。
特定の条件を達成すると下位スキルが統合されたり、上位スキルに変化したり。
ここらへんは実際に経験したね。もっと早く知りたかった気もするけれど。
有用だった情報は、スキルは意識して使用したほうが多少レベルが上がりやすくなるという事かな?
これは訓練しててもきっと同じことだよね?もしかしたら0.01%も無い差かもしれないけれど。
称号に関してはそこまで真新しい情報は見つからなかった。
ウィリアムさんから聞いた、効果が付属されている事だったり、ちょっとした具体例だったり。
あんまり意識して取得するようなものでもなさそうだ。
裏返せば、運営からの「好きなように過ごしてみなよ」ってメッセージでもあるのだろうか。
情報が見つけられないということは、そういう意味でもあると思うんだよね。
言われずとも好きなように過ごすよ!なんせ楽しいからね!
あとは・・・異人関係の書籍や手記か。
これは他の書籍に比べるとだいぶ数が少なかった。
異人の特性として、死なない存在であること。これは戦闘不能になっても教会で復活するから。
何度か教会から勢いよく飛び出してくるプレイヤーを見かけたことはある。
「次こそはっ!」って殺気立っていて驚いた記憶が。
おかげでフィールドには強い魔物がいるのか、と少し臆病になっている私がいるのも事実です。
あとは現地住人達よりもレベルが上がりやすく、スキルを覚えやすい。
ただスキルレベルが上がりやすいとは記載されていないので、そこは変わらないっぽい。
ここはゲームだから当然といったところか。
そうでなければ現地住人のほうが強いのは当たり前で、彼らが解決できない事をプレイヤーが解決出来るわけがないし。
そして、種族や外見などが変わりやすい存在であるという事。
少なくとも最初に現れた時の外見は彼らが望んだ姿であって、種族特性までは持ち合わせておらず、基本的な価値観は人間に近いとされている。
中には異人として現れたのちに異形の姿を取って、現地住人から恐れられて人間社会から追放されたものもいたとか。
異形の姿って何。
そういう種族ってこと?それともキャラクターメイキング?
いや、過去のってことはプレイヤーじゃないもんな。
そういう事で遊び過ぎてネタプレイすると追放されるよっていう注意?
怖っ。
あとちょっと気になるのは、『混乱と災厄をもたらした異人』という一文かな。
前にノートがちょろっと言っていた存在だろう。
ただそれ以外の文章が読めなくなっている。ページが千切られていたり、コゲや汚れで見えない。
もしかするとここらへんがメインストーリー系のものだろうか。
よくありがちな魔王とか邪神みたいな記述はまだ見られないんだよね。
まぁ、まだわからないけれど。
結構このゲーム、ストーリーとか表示されないから自分で探す方向っぽい。
私がメインストーリーに関わるのは一体いつになることやら・・・。
あぁ、我関せずでのんびり?ちまちま?鍛錬とかしていそうな予感。
お読み頂き有難うございます。
誤字脱字報告受け付けております。是非ご指摘ください。
感想、報告、レビューお待ちしております。
ご協力お願い致します。




