77話
次の日もユジン将軍の事が気になって仕方ありません。
また会えないか、あの場所に行って見ましたが姿はありません。
う~ん、やっぱりいるのは行政の所ですかね?!
流石にわたくしでもお仕事の場所には行けませんね。
王宮の北。ここは本当に暗くて不気味ですね~。
足場も悪いですし、ユジン将軍は、なぜこんな所で泣いていたんでしょうか…。
ユジン将軍がいないなら、ここに用は無いので早目に戻りましょうかね?
そう思い、振り向けば枝を足に引っ掛けてしまいましたよ!
「あっ!」
転ぶ、そう思い身構えた瞬間、誰かが、わたくしの体、支えてくれのです。
だから、わたくしは顔を上げてお礼言をうと助けてくれた人をみれば、ユジン将軍の姿があったのです!
「あ、ありが…」
でも、ユジン将軍わたくしの体を起こすとすぐに、凄い勢いで逃げて行ってしまいます!!
(なんで逃げるんですかー?!)
「待ってー!!」
逃げられると追いかけたくなるのが、人情です。
わたくしは慌てて追いかけますが、大人とお子ちゃまでは、そもそも足の速さが違い過ぎて相手にもなりません。
そうして、わたくしは足が縺れてしまい再び転びそうになります。
(あっ!しまった!!また転ぶー!!)
だけど、再びユジン将軍に助けられます。
「だ、大丈夫ですか…?」
心配そうに、わたくしを見るその姿は、お話をするのに絶好の機会ですね!
「ユジン将軍。捕まえた」
わたくしは着かさずユジン将軍の着物の袖を掴みます。
そう言うと、ユジン将軍は不思議そうな表情で、わたくしに尋ねてきます。
「え?あ、あの、もしかして姫様は私に御用があったのですか?」
御用というか、あんな分かれ方をして気にならない方が不思議ですよ。
「うん。昨日、泣いてたでしょ?あれから、どうしているか心配で…」
ユジン将軍は、みるみる顔が真っ赤になっいきます。
「あ、あの時は、本当に申し訳ありませんでした//お忘れください。それから、もうここには来られませように」
「え?!あ、うん」
どうして、ここに来たら駄目なんだろう…。
その訳を、聞きたいけど、ユジン将軍の顔が余りにも辛そうで、訳を聞ける雰囲気じゃありません…。
でも、このまま別れると、またいつ会えるかわからないし、モヤモヤが残りそうだから、なんとか、もう少しお話できる口実を作りたいですね。
(そうだ!もうすぐおやつの時間!)
ここは無邪気なお子ちゃまって感じで、お茶に誘います。
「あ、あの、これから、わたくしおやつ食べらんだよ。よかったら一緒に食べない?」
「あ、いえ。私は…」
「甘い物は嫌い?ならしょっぱいお煎餅とかもあるよ?」
「そうではなくて…」
「行こ」
そう言って手を繋ごうとしらたら、手を振り払われてしまいます。
「さ、触らないでしょうください!もう私に係わらないでください!失礼します」
そう言って、再び、逃げる様に行ってしまいました。
生まれて初めて味わった強い拒絶。
わたくしの馴れ馴れしい態度が嫌われまったんですかね…。
それも、あんな素敵な人に嫌われて、わたくし正直、凄く落ち込みましたよ…。
◇◇◇◇
(おやつの時間ですが、全く食欲がでませんね~)
そんな傷心のわたくしの前に呑気に父様がやって来ましたよー。
「やあ、美味しそうだね。僕もお茶とお菓子を…」
父様は勝手に、わたくしの向かい側に座って侍女さんに命令してます。
今は父様と話したい気分でもないのですが…。
「……」
「どうしたの?そういえば、昨日から元気ない見たいだね。具合でも悪いの?」
呑気な父様でも、わかる位わたくし落ち込んでますか?そうですか…。
「別に、ただちょっと王宮の北の庭で、ユジン将軍に会って…おやつ一緒に食べないって誘ったら、拒否されちゃって落ち込んでただけ…。父様、ユジン将軍は、わたくしの事嫌いなのかなぁ…?」
こんなに落ち込んでいる娘を、今日は優しく慰めてくれませんかね?父様。
わたくしは、そう思って今日あった事を父様に話しましたよ。
11月~1月位まで仕事が忙しい為、やや更新の数が減る可能性がありますが、週末には頑張って更新したいと思ってます。
よろしくお願いいたします。




