63話
時間を遡り、お茶会がはじまった頃。
お茶会の場所から、少し離れた場の物陰で、父様と、けんちゃんが、お茶会の様子を見ていましたよ…。
「に、にゃんで、お前が、こ、ここにいるにゃー」
「ん?まあ、セリのお茶会どうなっているかなっと思って、
君が、僕を怖がっているのは知ってるけど。
騒いでお茶会がダメになると困るから、ここは大人しくしててくれ」
「こ、怖くなんかないにゃー、」
主が、いじめられないか、心配で様子を見に来たにゃのに、お茶会は無言のまま一体どうなってるにゃ?
ー『こんにちは』ー
主の挨拶をする声が聞こえるにゃ。
主が、自分から一生懸命声をかけてがんばってる。
でも、反応はにゃい…。
「う~ん。今日呼んだ子供の親には、よく言っておいたんだけどね。なんか、仲良くなれる雰囲気じゃないよね。」
お前が、事前に圧力かけたせいで子供が、みんにゃ緊張してんるじゃにゃいか?
にゃ?!
主の隣の子供が、お茶を溢したて、主の膝に!?
主に火傷させるつもりかにゃー!!
しかも、主が、溢したとか言ってるにゃー
「許すまじーにゃーん!」
「あの子供、躾がなってないね。どこの子供だ?
あっ!しまった顕妙連が…!」
父様が、気が付いた時は、すでに遅く、けんちゃんは、おお暴れです。
「やれやれ、仕方ない。大通連、小通連。顕妙連を、捕まえてくれ」
そしてお茶会が、めちゃくちゃになってしまった訳ですか……。
◇◇◇◇
あの後、お茶会に来てくれた、皆さんは、王宮の侍女さん達に付き添われ、親元に帰って行きましたよ。
わたくしは侍女さん達が、片付けたてくれた、お茶会の場所に、父様とけんちゃんと座っています。
お茶会で余ったお菓子と新たに用意されたお茶を父様達と楽しんでいます。
「顕妙連、あれ程、騒ぐなと言ったのに…ただでさえ、重苦しい雰囲気だったのに台無しだよ」
父様は、けんちゃんの首根っこ掴んで、お説教してるけど、けんちゃんは、すでに恐怖のあまり口から泡を拭いて気を失っているから聞いてない思いますが…。
「大体、無礼を働いた子供なんて、で親共々、いくらでも消せるんだから、お茶会で暴れ無くてもいいのに…」
ゲホッ!父様は、けんちゃん以上に危険です。
「セリ、大丈夫?」
心配して、優しく口元を拭いてくれたり、背中を擦ったりしてくれますが、誰のせいで、むせたと思ってるんですか!!
「まあ、今回はダメだったけど、今度は、顕妙連も、どこかに閉じ込めて、招待客する子供もよく選んで、きっと上手く行くようにするよ」
(う~ん、なんかもう疲れしたよ)
それに招待した家に圧力が掛かったり、消される危険にさらすのは申し訳ないですし…。
「ううん。お友達は作りはもういいの。だって、わたくしには、父様やけんちゃん、他にもわたくしを、大切に思ってくれる人が沢山いるから。寂しくないよ。
はじめてのお茶会も中々楽しかったし、もう十分。だから今日、来てくれた子達にも何もしないでね」
「そう。セリが、そう言うなら次のお茶会は取り止めにしよう」
こうして、わたくしの初めのお茶会は終わり以降、お茶会は無くなりました。
◇◇◇
わたくしは、部屋に戻ってけんちゃんが、目を覚ますのを待ちます。
「にゃ~」
「あっ、けんちゃん目が覚めたのね」
「おはよにゃー」
お説教したい所だけど、父様から恐怖のお説教されて可哀想だら、もう良しましょう。
「まだ、朝じゃないよー。今日、お茶会に突然現れてたけど、最近けんちゃんは、どこで何してたの?」
けんちゃんが側にいてくれたらお茶会なんて事にならなかったかもしれないのに…。
けんちゃんは、最初は犯人を探してたらしいが、白尾が、先に見つけてしまったので、諦めて、ユキちゃんの代わりのうさぎさんを探して、山の中にいたらしいです。
しかも、うさぎをくれた、アクト王子様まで巻き込んで……。
これは、アクト王子様にけんちゃんの主として、謝りにいきましょう。




